「モニュメント」と「オブジェ」と「リーフ」の違いとは?分かりやすく解釈

「モニュメント」と「オブジェ」と「リーフ」の違い専門用語・業界用語

この記事では、「モニュメント」「オブジェ」「レリーフ」の違いを分かりやすく説明していきます。

似た印象のある3つの言葉には、どのような意味と違いがあるでしょうか。

「モニュメント」とは?

「モニュメント」「monument」と英語表記します。

「モニュメント」は、「記念建造物。

記念碑や記念像など」
という意味があります。


「モニュメント」の言葉の使い方

街の発展に寄与した重要な人物を記念して、体育館が作られることがあるかもしれません。

このような場合は、「この体育館は、偉人のモニュメントだ」などという文章を作ることができます。

また、駅の構内に、市政10年を記念するブロンズ像が作られた場合があります。

ここで待ち合わせする場合は、「駅構内のモニュメントで待ち合わせをする」などという文章にできます。


「オブジェ」とは?

「オブジェ」「objet」とフランス語表記します。

「オブジェ」は、「前衛芸術で、作品中に使われている石、木片、金属などの様々な物。

作品」
を意味します。

「オブジェ」の言葉の使い方

芸術に力を入れている自治体には、街のいたるところに、前衛芸術作品が置かれているかもしれません。

このような街に訪れた場合は、「街中にオブジェが置かれていて楽しい」などという文章を作ることができます。

「レリーフ」とは?

「レリーフ」「relief」と英語表記します。

「レリーフ」は、「浮き彫り」という意味があります。

石などを彫刻することで、描き出したい人、物などを浮き上がらせるように作り上げたもののことを意味します。

「レリーフ」の言葉の使い方

ギリシアには、パルテノン神殿があり、神殿の壁には浮き彫りが施されています。

ギリシア旅行でパルテノン神殿を訪ねて、見事な浮き彫りを見た場合は、「パルテノン神殿の見事なレリーフを見て感動する」などという文章を作ることができます。

「モニュメント」と「オブジェ」と「レリーフ」の違い

「モニュメント」「オブジェ」「レリーフ」にはどのような違いがあるのでしょうか。

「モニュメント」は、「記念建造物。

記念碑や記念像など」
という意味があります。

一方で、「オブジェ」は、「前衛芸術で、作品中に使われている石、木片、金属などの様々な物。

作品」
を意味します。

さらに「レリーフ」は、「浮き彫り」という意味があります。

石などを彫刻することで、描き出したい人、物などを浮き上がらせるように作り上げたもののことを意味します。

このように、「モニュメント」は何かを記念して作られた建造物を指すのに対して、「オブジェ」は、石や木、金属などで作られた芸術作品を意味するという違いがあります。

さらに、「レリーフ」は、壁などに施された「浮き彫り」を意味するという、意味の違いがあります。

まとめ

「モニュメント」「オブジェ」「レリーフ」の違いについて見てきました。

3つの言葉には明確な意味の違いがありました。

3つの言葉の意味の違いを知ることで、きちんと使い分けることができるようになりそうです。