どんなバンドでも、色々な事情によって活動をやめることがあります。
そのとき、「解散」と言いますか、「活動停止」と言いますか、それとも「活動休止」と言いますか。
この記事では、「解散」と「活動停止」と「活動休止」の違いを分かりやすく説明していきます。
「解散」とは?
集団、組織、団体などを解いて、なくすことです。
一度解散すれば、元のメンバーで集まってまた活動することは基本的にはありません。
肩書きもなくなり、バンドのメンバーに不祥事が起きても、仕事に影響することもなく、自由となります。
ソロで活動でき、違うバンドも組めます。
「活動停止」とは?
行っていた活動をやめさせられることです。
メンバーが事件や不祥事などの問題を起こし、活動を続けるのは困難であると判断した場合に使います。
また活動を再開できる可能性はありますが、世論や評判によって今後を左右されてしまいます。
不祥事を起こしたメンバーは、休んでいる間にソロで芸能活動することはできません。
「活動休止」とは?
行っていた活動をやめて、休むことです。
病気や他に挑戦してみたいことがあるなど、メンバーが自ら望んで休みたいと思っている場合に使います。
基本的には再開することが前提です。
再開する頃合いもメンバーが好きなときに決められるでしょう。
休んでいる間にソロで活動できます。
「解散」と「活動停止」と「活動休止」の違い
「解散」と「活動停止」と「活動休止」の違いを、分かりやすく解説します。
「解散」と「活動停止」と「活動休止」は、今までの活動をやめるという意味では同じですが、そうなった理由や今後のあり方が違います。
「解散」は様々な理由があります。
不祥事が原因でメンバーが仲違いになり、「解散」に至ることもあります。
「活動停止」はメンバーが事件や不祥事を起こし、世間の評判が下がり続けられなくなったからです。
「活動休止」はメンバーの誰かが、病気であったり、家庭の事情であったり、自ら望んで休みたいと申し出た場合に使います。
今後の予定では、「解散」は活動を再開する予定はなく、どこに所属してもソロで活動しても自由となります。
不祥事が原因の場合は、問題を起こした本人はしばらく活動が難しいでしょう。
「活動停止」は活動を再開する可能性はありますが、周囲の反応に左右され、いつ再開できるかはメンバーの意思では決められず、「活動停止」の原因を作った本人は、ソロなどの芸能活動はできません。
「活動休止」も活動を再開する可能性はあります。
メンバーの好きなときに再開でき、休んでいる間はそれぞれソロ活動などもできます。
まとめ
「解散」と「活動停止」と「活動休止」は活動をやめるという意味では同じですが、原因や今後が違います。
「解散」は様々なことが原因でこの先バンドの再開はなく、「活動停止」は再開するかもしれませんが、不祥事が原因なため世論に振り回されます。
「活動休止」はメンバーが望んで休んでいて、今後再開する予定です。
好きなバンドの「解散」、「活動停止」、「活動休止」はどれも悲しく寂しいですが、テレビでの活躍が完全に見られなくなるわけではありません。
応援できることは応援し、温かく見守りましょう。