「パンナコッタ」と「ババロア」と「プリン」の違いとは?分かりやすく解釈

「パンナコッタ」と「ババロア」と「プリン」の違い言葉の違い【3語】

この記事では、「パンナコッタ」「ババロア」「プリン」の違いを分かりやすく説明していきます。

「パンナコッタ」とは?

生クリーム、牛乳、砂糖などを煮て、ゼラチンで固めたデザートです。

作り方を簡単に説明します。

生クリーム、牛乳、砂糖を鍋に入れて、弱火にかけます。

沸騰直前まで温めたら火をとめて、ゼラチンを入れて溶かします。

ザルでこすと滑らかになります。

バニラエッセンスを加えて混ぜます。

氷水に当てながら、とろっとするまで静かに混ぜます。

器に入れて冷やし固めたら完成です。

フルーツを盛り付けることもあります。

生クリームは脂肪分が多いため、牛乳に比べるとカロリーが高いです。

生クリームを使用せず、すべてを牛乳にするとカロリーを抑えることができますが、この場合は呼び名が変わってラッテ・コットといいます。


「パンナコッタ」の例文

・『本場のパンナコッタを食べる』
・『パンナコッタを自分で作る』


「ババロア」とは?

牛乳、生クリーム、砂糖、ゼラチン、卵黄などを混ぜ合わせて、冷やし固めたデザートです。

作り方を簡単に説明します。

生クリームは6分立てくらいに泡立てて冷蔵庫に入れておきます。

卵黄と牛乳を混ぜ合わせて、鍋に入れて温めます。

火をとめてゼラチンを加えて溶かし、ザルを使って漉します。

氷水に当てながらバニラエッセンスを加え、生クリームを加えて混ぜ合わせます。

型に入れて冷やし固めたら完成です。

生クリームは加熱しません。

泡立てて空気を含んでいるので、牛乳などと混ぜ合わせるときに空気を潰さないようにします。

「ババロア」の例文

・『ババロアを洋菓子店で購入する』
・『ババロアを娘と一緒に作る』

「プリン」とは

牛乳、鶏卵、砂糖などを主原料とし、これを混ぜ合わせたものを蒸すまたは蒸し焼きにしたものです。

作り方を簡単に説明します。

牛乳と砂糖を鍋に入れて、火にかけて混ぜ合わせます。

卵をボウルに割り入れて、砂糖を加えて、泡立てないように混ぜ合わせます。

これに温めた牛乳を加えて、泡立てないように混ぜ合わせます。

ザルなどで漉してから、型に流し入れます。

ふきんを敷いたバッドに液を入れた型を並べ、型の高さの4分の1ほどまで湯を注ぎ、オーブンで蒸し焼きにします。

蒸し器を使っても作ることができます。

「プリン」の例文

・『プリンが大好物』
・『卵をたっぷり使ったプリン』

「パンナコッタ」と「ババロア」と「プリン」の違い

牛乳と砂糖を使用している点が似ていますが、使用する材料に若干の違いがあり、作り方も異なります。

1つめのものは、生クリームを加熱することが特徴です。

2つめのものは生クリームは加熱せず、泡立てたものを加えます。

また、卵黄を使用しています。

3つめのものは生クリームは使用せず、他は冷やし固めていますが、これは蒸し焼きにします。

まとめ

使用している材料に似たところがありますが、材料は若干異なり、作り方も異なります。