この記事では、「パンナコッタ」と「ババロア」と「プリン」の違いを分かりやすく説明していきます。
「パンナコッタ」とは?
生クリーム、牛乳、砂糖などを煮て、ゼラチンで固めたデザートです。
作り方を簡単に説明します。
生クリーム、牛乳、砂糖を鍋に入れて、弱火にかけます。
沸騰直前まで温めたら火をとめて、ゼラチンを入れて溶かします。
ザルでこすと滑らかになります。
バニラエッセンスを加えて混ぜます。
氷水に当てながら、とろっとするまで静かに混ぜます。
器に入れて冷やし固めたら完成です。
フルーツを盛り付けることもあります。
生クリームは脂肪分が多いため、牛乳に比べるとカロリーが高いです。
生クリームを使用せず、すべてを牛乳にするとカロリーを抑えることができますが、この場合は呼び名が変わってラッテ・コットといいます。
「パンナコッタ」の例文
・『本場のパンナコッタを食べる』
・『パンナコッタを自分で作る』
「ババロア」とは?
牛乳、生クリーム、砂糖、ゼラチン、卵黄などを混ぜ合わせて、冷やし固めたデザートです。
作り方を簡単に説明します。
生クリームは6分立てくらいに泡立てて冷蔵庫に入れておきます。
卵黄と牛乳を混ぜ合わせて、鍋に入れて温めます。
火をとめてゼラチンを加えて溶かし、ザルを使って漉します。
氷水に当てながらバニラエッセンスを加え、生クリームを加えて混ぜ合わせます。
型に入れて冷やし固めたら完成です。
生クリームは加熱しません。
泡立てて空気を含んでいるので、牛乳などと混ぜ合わせるときに空気を潰さないようにします。
「ババロア」の例文
・『ババロアを洋菓子店で購入する』
・『ババロアを娘と一緒に作る』
「プリン」とは
牛乳、鶏卵、砂糖などを主原料とし、これを混ぜ合わせたものを蒸すまたは蒸し焼きにしたものです。
作り方を簡単に説明します。
牛乳と砂糖を鍋に入れて、火にかけて混ぜ合わせます。
卵をボウルに割り入れて、砂糖を加えて、泡立てないように混ぜ合わせます。
これに温めた牛乳を加えて、泡立てないように混ぜ合わせます。
ザルなどで漉してから、型に流し入れます。
ふきんを敷いたバッドに液を入れた型を並べ、型の高さの4分の1ほどまで湯を注ぎ、オーブンで蒸し焼きにします。
蒸し器を使っても作ることができます。
「プリン」の例文
・『プリンが大好物』
・『卵をたっぷり使ったプリン』
「パンナコッタ」と「ババロア」と「プリン」の違い
牛乳と砂糖を使用している点が似ていますが、使用する材料に若干の違いがあり、作り方も異なります。
1つめのものは、生クリームを加熱することが特徴です。
2つめのものは生クリームは加熱せず、泡立てたものを加えます。
また、卵黄を使用しています。
3つめのものは生クリームは使用せず、他は冷やし固めていますが、これは蒸し焼きにします。
まとめ
使用している材料に似たところがありますが、材料は若干異なり、作り方も異なります。