この記事では、「話す」と「離す」と「放す」の違いを分かりやすく説明していきます。
「話す」とは?
「話す」は「はなす」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「言葉で相手に伝える」という意味で、言いたいことを口に出して言うことです。
2つ目は「相談する」という意味で、相手と話し合うことです。
3つ目は「外国語ができる」という意味で、語学を操ることです。
上記に共通するのは「言葉で伝える」という意味です。
「話す」の使い方
「話す」は動詞として「話す・話した」と使われたり、副詞として「話して和解する」などと使われたり、名詞とし「話が分かる」などと使われます。
基本的に、言葉にして相手に直接伝えることに使われる言葉です。
「話す」の例文
・『久しぶりに両親と電話で話す』
「離す」とは?
「離す」は「はなす」と良い、意味は以下の通りです。
1つ目は「くっついているものを分けてほぐすこと」という意味で、まとまっている物を別々にすることです。
2つ目は「他のものと間を隔てる」という意味で、ある位置から遠ざけることです。
3つ目は「2つのものに差をつける」という意味で、ある物ともう一つの物の間に差異があることです。
上記に共通するのは「分けて別々にする」という意味です。
「離す」の使い方
「離す」は動詞として「離す・離した」と使われたり、副詞として「離して置く」などと使われます。
基本的に、まとまっているものを分けて別々にすることや、2つの間に差をつけることに使われる言葉です。
「離す」の例文
・『あの2人はおしゃべりが多いので席を離す』
「放す」とは?
「放す」は「はなす」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「捕らえられている動物を自由にすること」という意味で、拘束されている動物を逃がすことです。
2つ目は「握ったり掴んだりする手を遠ざける」という意味で、手でしっかり掴んでいる状態から分かれることです。
3つ目は「遠くへやる」という意味で、自分の元から去らせることです。
上記に共通するのは「自由にする」という意味です。
「放す」の使い方
「放す」は動詞として「放す・放した」と使われたり、副詞として「放して逃がす」などと使われます。
基本的に、拘束されている動物を自由にすることや、掴んでいる手を緩めて遠くへやることに使われる言葉です。
「放す」の例文
・『目を放したすきに荷物を盗まれる』
「話す」と「離す」と「放す」の違い
「話す」は「言葉にして相手に直接伝えること」という意味です。
「離す」は「まとまっているものを分けて別々にすること」「2つの間に差をつけること」という意味です。
「放す」は「拘束されている動物を自由にすること」「掴んでいる手を緩めて遠くへやること」という意味です。
まとめ
今回は「話す」と「離す」と「放す」について紹介しました。
「話す」は「言葉で伝える」、「離す」は「別々にする」、「放す」は「自由にする」と覚えておきましょう。