この記事では、「映像」と「動画」と「写真」の違いを分かりやすく説明していきます。
「映像」とは?
映画やテレビのスマートフォンやパソコンなどの画面に映し出された画像という意味が最も広く用いられており、光線の屈折または反射によって作られた像、 心の中に描き出された像という意味もあります。
映像の定義で当てはめると車のメーターでは、実際に針を表示せず画面に表示されるものは映像と言えます。
スポーツのシーンのスロー映像という言葉はビデオ機器などを使うため、映像でしか表現できないものとなっています。
画面に映す映像という観点では、動画、静止画、手書きのものなど問わず映像と表記できます。
音声がついていてもついていなくても映像になります。
「動画」とは?
アニメーションや動きのある映像という意味で、アニメーションは手書きやCGで複数の画像を描いて動かすか、CGをそのまま動かすかというケースが有り、動きのある映像は基本的にはビデオカメラかテレビカメラで連続的に撮影されたものを指します。
写真を連続撮影してアニメーション的表現も可能ですが、あまり広くは使われていないと言えます。
動画も音声の有無で言葉が変わることはありませんが、音声付き動画という注意項目にすることはあります。
また、電車の動画広告はテレビCMに字幕を足して音声を消したものが主流です。
インターネットではGIF動画という色数の制限されたアニメーションの動画か、You Tubeなどの動画サイトがメジャーでFlashという技術は廃れてしまいました。
HTML5での動画埋め込みが代替となっています。
「写真」とは
カメラを使い、光・放射線・粒子線などのエネルギーを用いるか、デジタル的な処理によって視覚的に識別できる画像として記録することで、それを印画紙に焼いたものも写真といいます。
カメラは写真機という言い方もしていました。
基本的にはフィルムカメラでとったものもデジタルカメラでとったものも写真として表記されます。
写真はデジタル化と携帯電話やスマートフォンの普及によってさらに普及が進んだジャンルです。
「映像」と「動画」と「写真」の違い
映像は画面に映っているもので、写真や動画、イラストなど問わず画面に映っているもの全てが映像と言えます。
動画は動く画像、アニメーションと言う意味で、写真を連続的にとって動画にすることも可能で、絵を複数枚描いてアニメーションにすることも可能です。
カメラなしでも動画は作れますがカメラを使った動画がほとんどです。
写真は風景など対象物をフィルムやデジタルメディアに記録して再び見られるようにしたもので、紙に焼いた物自体も写真と呼びます。
こちらは基本的にはカメラが必要です。
まとめ
映像は何らかの画面が必要で、基本的にはテレビ画面的な動きを前提としたものとなります。
動画は伝えるには紙も含めた画面が必要となり、イラストでもカメラによるものでも作れます。
写真はカメラが必須ですが、デジタルとフィルムを問わず写真と呼びます。