南北に長い日本はにおいては、天気は地方によって大きく違います。
そのため、天気予報などでは日本を大きく3つに分けて行われることが多くなっています。
それでは、その3つである「北日本」、「東日本」、「西日本」とはどこのことをいうのでしょうか。
この記事では、「北日本」と「東日本」と「西日本」の違いを分かりやすく説明していきます。
「北日本」とは?
「北日本」とは、日本を4つの地域に分けた際の一番北に位置する部分です。
ここには、北海道と東北(青森、秋田、岩手、山形、宮城、福島)が含まれます。
天気予報においては、太平洋側と日本海側で天候が違うことが多いので、分けて説明されることが多いでしょう。
多くの県が人口の減少に悩まされており、町おこしや地方創生の活動も多い地方です。
「東日本」とは?
「東日本」とは、日本を4つに分けた際の「北日本」の南に位置する部分です。
ここには、関東(東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、栃木、群馬)、中部(新潟、長野、富山、石川、福井、岐阜、長野、山梨、静岡)が含まれます。
この地方も太平洋側と日本海側、また平野と山岳地方などでは大きく天候が違います。
広義の「東日本」は「西日本」との2極となるため、前述の「北日本」を含む場合もあります。
人口は最も多い地方です。
「西日本」とは?
「西日本」とは、日本を4つに分けた際の中央に位置する部分です。
ここには、近畿(滋賀、京都、三重、兵庫、大阪、和歌山、奈良)、中国(岡山、広島、鳥取、島根、山口)、四国(香川、徳島、愛媛、高知)、九州(福岡、大分、宮崎、熊本、鹿児島、佐賀、長崎)が含まれます。
最も多くの県が含まれるので、天候も言葉も違い、大阪や京都のようなアクセントで話されているのは半分以下になります。
広義の「西日本」では「東日本」との2極となるために、沖縄も含むことがあります。
「北日本」と「東日本」と「西日本」の違い
「北日本」と「東日本」と「西日本」の違いを、分かりやすく解説します。
これらは日本を大きく区分する際に基準となる4区分の名称で、それぞれ含まれる地方(都道府県)が決められています。
すなわち、「北日本」は北海道と東北、「東日本」とは関東、中部であり、「西日本」は近畿、中国、四国、九州になります。
沖縄県はこの区分においては4つ目の区分になります。
それぞれどの県が含まれるかは、すでに記述した通りです。
まとめ
この記事では、「北日本」と「東日本」と「西日本」の違いを説明してきました。
ここで説明した4区分の他にも、日本を分ける際によく用いられるものとして北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州沖縄の八区分、さらにこの中の中部を中部と北陸に、九州沖縄を九州と沖縄に分けると十区分になります。
他にも、これらと微妙に違う、北海道、東北、南関東、北関東・甲信、北陸、東海、近畿、中国、四国、九州の11区分は国勢調査などの区分で使用されています。