この記事では、「癒される」と「好き」と「和む」の違いを分かりやすく説明していきます。
「癒される」とは?
「癒される」は「いやされる」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「あるものと関わることで、穏やかな気分になること」という意味で、子供や小動物などと触れ合うことにより、気持ちが落ち着くことです。
2つ目は「ストレスが軽減されてスッキリすること」という意味で、イライラや辛い気持ちが軽減されることです。
上記に共通するのは「穏やかな気分になる」という意味です。
「癒される」の使い方
「癒される」は動詞として「癒される・癒された」と使われたり、副詞として「癒されて眠りに就く」などと使われたり、名詞として「癒しの湯」などと使われます。
基本的に、あるものと関わることで、穏やかな気持ちになったり、ストレスが軽減されることに使われる言葉です。
「癒される」の例文
・『仔猫がじゃれるのを見て心が癒される』
「好き」とは?
「好き」は「すき」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「気に入ること」という意味で、それに良い印象を持ち心を引かれることです。
2つ目は「あるものごとを偏って気に入ること」という意味で、人が興味を示さないものを気に入って選ぶ傾向があることです。
3つ目は「自分の思うままにふるまうこと」という意味で、自分の自由にすることです。
上記に共通するのは「気に入る」という意味です。
「好き」の使い方
「好き」は名詞・形容動詞として「好きだ・である」と使われたり、形容詞として「好きな食べ物」などと使われたり、副詞として「好きに選ぶ」などと使われます。
基本的に、気に入ってそれを選ぶ傾向があることや、自分の思うままにふるまうことに使われる言葉です。
「好き」の例文
・『好きな人に告白してフラれる』
「和む」とは?
「和む」は「なごむ」と読みます。
意味は「気持ちがやわらいで落ち着く」という意味で、特に悪い状態にあるわけではなく、気持ちや雰囲気がやわらぐことです。
「和む」の使い方
「和む」は動詞として「和む・和んだ」と使われたり、名詞として「和み易い」「和やかな雰囲気」などと使われます。
基本的に、特に悪い状態ではなく、その場の雰囲気や気分がやわらぐことに使われる言葉です。
「和む」の例文
・『彼女の話を聞いて場が和む』
「癒される」と「好き」と「和む」の違い
「癒される」は「あるものと関わることで、穏やかな気持ちになったり、ストレスが軽減されること」という意味です。
「好き」は「気に入ってそれを選ぶ傾向があることや、自分の思うままにふるまうこと」という意味です。
「和む」は「特に悪い状態ではなく、その場の雰囲気や気分がやわらぐこと」という意味です。
まとめ
今回は「癒される」と「好き」と「和む」について紹介しました。
「癒される」は「嫌な気持ちが穏やかになる」、「好き」は「気に入る」、「和む」は「気持ちがやわらぐ」と覚えておきましょう。
