この記事では、「栄誉」と「栄光」と「栄冠」の違いを分かりやすく説明していきます。
「栄誉」とは?
「栄誉」は「えいよ」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「輝かしく誇りに思うこと」という意味で、人に誇れる立派なことをして評価された時に得られる満足感のことです。
2つ目は「素晴らしい行いにより名前が知れわたること」という意味で、大きな役割を担ったり、功績を果たしたりして、名前が知れわたることです。
上記に共通するのは「輝かしく誇りに思う」という意味です。
「栄誉」の使い方
「栄誉」は名詞・形容動詞として「栄誉だ・である」「栄誉を称える・称えた」「栄誉を担う」などと使われます。
基本的に、立派なことをして評価され、輝かしく誇りに思うことに使われる言葉です」
「栄誉」の例文
・『県代表の栄誉を担って国体に出場する』
「栄光」とは?
「栄光」は「えいこう」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「輝かしく素晴らしいこと」という意味で、人が素晴らしい行為をして周囲から褒めたたられ、輝かしい状態になることです。
2つ目は「宗教用語で神から受ける幸を表す光のこと」という意味で、「ご栄光」とも言います。
上記に共通するのは「輝かしい状態」という意味です。
「栄光」の使い方
「栄光」は名詞として「栄光を手に入れる・手に入れた」「栄光の架け橋」などと使われます。
基本的に、立派なことをして周囲から評価され、輝かしい状態になることに使われる言葉です。
「栄光」の例文
・『今大会で我がチームは見事優勝の栄光を手に入れた』
「栄冠」とは?
「栄冠」は「えいかん」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「勝利のしるしとして与えられる冠」という意味で、古くはギリシャ神話で勝利の神アポロンを象徴する月桂樹で飾られた冠のことです。
2つ目は上記から転じて「輝かしい勝利を収めること」という意味で、素晴らしい勝利を収めて誇り高い様子のことです。
上記に共通するのは「勝利を収める」という意味です。
「栄冠」の使い方
「栄冠」は名詞として「栄冠に輝く・輝いた」「栄冠を手にする」「栄冠を勝ち取る」「勝利の栄冠」などと使われます。
基本的に、日常で使われる場合、輝かしい勝利を収めて誇らしい様子に使われる言葉です。
「栄冠」の例文
・『全国大会優勝の栄冠に輝く』
「栄誉」と「栄光」と「栄冠」の違い
「栄誉」は「立派なことをして評価され、輝かしく誇りに思うこと」という意味です。
「栄光」は「派なことをして周囲から評価され、輝かしい状態になること」という意味です。
「栄冠」は「輝かしい勝利を収めて誇らしい様子」という意味です。
まとめ
今回は「栄誉」と「栄光」と「栄冠」について紹介しました。
「栄誉」は「誇りに思うこと」、「栄光」は「輝かしい状態」、「栄冠」は「輝かしい勝利を収めること」と覚えておきましょう。