「こき使う」と「酷使」と「命令する」の違いとは?分かりやすく解釈

「こき使う」と「酷使」と「命令する」の違い生活・教育

この記事では、「こき使う」「酷使」「命令する」の違いを分かりやすく説明していきます。

「こき使う」とは?

「こき使う」「扱き使う」と書きます。

意味は「人に対して情け容赦なく激しく労働させること」で、人に対して手心を加えず、重労働させることです。

「こき」は動詞「扱く(こく)」の連用形で、「稲から実を力強くこすって無理やり落とすこと」という意味です。

ここから「無理に働かせる」という意味で使われる様になりました。


「こき使う」の使い方

「こき使う」は動詞として「こき使う・こき使った」「こき使われる・こき使われた」などと使われたり、副詞として「こき使われてくたびれる」などと使われます。

基本的に、上の立場の者が下の立場の者に対して、情け容赦なく労働させることに使われる言葉です。


「こき使う」の例文

・『社長が従業員をこき使う』

「酷使」とは?

「酷使」「こくし」と読みます。

意味は「手加減しないで厳しく用いること」で、手心を加えず働かせることです。

「酷」「ひどい」とも読み「容赦がなくきびしい」という意味、「使」「つかう」とも読み「用いる」という意味、「酷使」「容赦なく厳しく用いること」になります。

「酷使」の使い方

「酷使」は名詞として「酷使する・した」「酷使される・された」と使われたり、副詞として「酷使して鍛える」などと使われたりします。

基本的に、立場に関係なく人や物などを手加減せずに厳しく用いることに使われる言葉です。

「酷使」の例文

・『彼は筋肉を酷使することで鍛練している』

「命令する」とは?

「命令する」「めいれいする」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「上の立場の者が下の立場の者に対してあることをする様に言いつけること」という意味で、上の者が下の者にある行動をさせて従わせることです。

2つ目は「行政機関が特定の人に対して、処分としてある義務を課すること」という意味です。

3つ目は「コンピュータでコマンドを実行すること」という意味で、プログラムを走らせることです。

上記に共通するのは「上から下に言いつける」という意味です。

「命令する」の使い方

「命令する」は動詞として「命令する・した」「命令される・された」と使われたり、副詞として「命令して見守る」などと使われたりします。

基本的に、上位の者が下位の者に対して、あることをする様に言いつけることに使われる言葉です。

「命令する」の例文

・『上司が部下に出張への同行を命令する』

「こき使う」と「酷使」と「命令する」の違い

「こき使う」「上の立場の者が下の立場の者に対して、情け容赦なく労働させること」という意味です。

「酷使」「立場に関係なく人や物などを手加減せずに厳しく用いること」という意味です。

「命令する」「上位の者が下位の者に対して、あることをする様に言いつけること」という意味です。

まとめ

今回は「こき使う」「酷使」「命令する」について紹介しました。

「こき使う」「上の者が下の者を情け容赦なく働かせる」「酷使」「立場に関係なく厳しく働かせる」「命令する」「上の者が下の者に言いつける」と覚えておきましょう。