「案内」と「紹介」と「照会」の違いとは?分かりやすく解釈

「案内」と「紹介」と「照会」の違いとは?生活・教育

この記事では、「案内」「紹介」「照会」の違いを分かりやすく説明していきます。

「案内」とは?

「案内」「あんない」と読み、主な意味は以下の通りです。

1つ目は「その地域に不慣れな人を、ある場所に導くこと」という意味で、その場所を知らない人をそこへ連れていってあげることを言います。

2つ目は「ある地域を見せたり説明したりして歩くこと」という意味で、観光に連れて行くことを言います。

3つ目は「状況や様子などを知らせること」という意味で、外部の人に対して説明することを言います。

4つ目は「相手に取り次ぐこと」という意味で、来客などを中に通すことを言います。

上記に共通するのは「中のことを教える」という意味です。


「案内」の使い方

「案内」は名詞として「案内する・した」と使われたり、形容詞として「案内の」と使われたり、副詞として「案内して」と使われたりします。

基本的に、内部の事情に詳しい人が、外部の人に説明したり誘導することに使われる言葉です。


「案内」の例文

・『博物館でガイドにお願いして中を案内してもらう』

「紹介」とは?

「紹介」「しょうかい」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「知らない人同士の間に入り、引き合わせること」という意味で、面識のない人動詞を仲介することです。

2て目は「まだ世間に知られていないものごとを伝えること」という意味で、雑誌やネットなどで、世間の人たちに名前を知らしめることです。

上記に共通するのは「中に入ってつなげる」という意味です。

「紹介」の使い方

「紹介」は名詞として「紹介する・した」と使われたり、形容詞として「紹介の」と使われたり、副詞として「紹介して」と使われたりします。

基本的に、まだ知らない人に対して、知っている人が中に入り、引き合わせることに使われる言葉です。

「紹介」の例文

・『雑誌で紹介されていたレストランを予約する』

「照会」とは?

「照会」「しょうかい」と読みます。

意味は「問い合わせて確認すること」で、知りたい情報を詳しい人や業者に伝えて確かめることです。

「照会」の使い方

「照会」は名詞として「照会する・した」と使われたり、副詞として「照会して」と使われたりします。

基本的に、ある事柄について、不確かな点を詳しい人や業者に連絡して確かめることに使われる言葉です。

「照会」の例文

・『クレジットカード会社が勤め先に身元を照会する』

「案内」と「紹介」と「照会」の違い

「案内」「内部の事情に詳しい人が、外部の人に説明したり誘導すること」という意味です。

「紹介」「まだ知らない人に対して、知っている人が中に入り、引き合わせること」という意味です。

「照会」「ある事柄について、不確かな点を詳しい人や業者に連絡して確かめること」という意味です。

まとめ

今回は「案内」「紹介」「照会」について紹介しました。

「案内」「詳しい人が誘導する」「紹介」「詳しい人が引き合わせる」「照会」「詳しい人に確かめる」と覚えておきましょう。