この記事では、「クラシック」と「ビンテージ」と「シック」の違いを分かりやすく説明していきます。
「クラシック」とは?
「クラシック」の意味は以下の通りです。
1つ目は「文学や芸術作品で、時代を越えて認められているもの」という意味で、昔から語り継がれている名作のことを言います。
2つ目は「音楽で、現代のポピュラー音楽に対して、西洋で発祥した伝統的な音楽のこと」という意味で、ベートーベンやバッハ、モーツァルトなど昔の有名音楽家の作品のことを言います。
3つ目は「古典的、または古風であること」という意味で、あるものの見た目や雰囲気が昔風である様子を言います。
上記に共通するのは「昔からある」という意味です。
「クラシック」の使い方
「クラシック」は名詞・形容動詞として「クラシックだ・である」と使われたり、形容詞として「クラシックの」と使われたり、副詞として「クラシックに」と使われたりします。
基本的に、時代を越えて変わらずに認められている、素晴らしいものに使われる言葉です。
「クラシック」の例文
・『私はロックも好きだがクラシックもよく聴く』
「ビンテージ」とは?
「ビンテージ」の意味は以下の通りです。
1つ目は「良質のブドウが収穫された年を表記すること」という意味で、ワインのラベルなどに、当たり年のブドウであることを表記されていることを言います。
2つ目は「製造時期や型式により希少性が高いもの」という意味で、カメラや車、ジーンズや楽器など、ある条件により希少価値が高く、年代を経るにつれて更に価値が高まるものを言います。
上記に共通するのは「年代により価値がある」という意味です。
「ビンテージ」の使い方
「ビンテージ」は名詞・形容動詞として「ビンテージだ・である」「ビンテージもの」「ビンテージワイン」などと使われます。
基本的に、製造された時期により希少性が高く、年代を経るにつれて更に価値が高まるものに使われる言葉です。
「ビンテージ」の例文
・『これは世界に10台しかないビンテージギターだ』
「シック」とは?
「シック」の意味は、「あか抜けしておしゃれなこと」です。
洗練されていて、派手さはなく、落ち着いて粋な様子を言います。
「シック」の使い方
「シック」は名詞・形容動詞として「シックだ・である」と使われたり、形容詞として「シックな」と使われたり、副詞として「シックに」と使われたりします。
基本的に、洗練されていて、派手さはなく粋である様子に使われる言葉です。
「シック」の例文
・『彼女はパーティーにシックな装いで現れた』
「クラシック」と「ビンテージ」と「シック」の違い
「クラシック」は「時代を越えて変わらずに認められている、素晴らしいもの」という意味です。
「ビンテージ」は「製造された時期により希少性が高く、年代を経るにつれて更に価値が高まるもの」という意味です。
「シック」は「洗練されていて、派手さはなく粋である様子」という意味です。
まとめ
今回は「クラシック」と「ビンテージ」と「シック」について紹介しました。
「クラシック」は「古典的」、「ビンテージ」は「年代もの」、「シック」は「あか抜けしている」と覚えておきましょう。