「ビタミンカラー」と「パステルカラー」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「ビタミンカラー」と「パステルカラー」の違いとは?言葉の違い【2語】

この記事では、「ビタミンカラー」「パステルカラー」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ビタミンカラー」とは?

「ビタミンカラー」とは、オレンジ、レモン、ライムなどかんきつ類などをイメージさせる明るくてはっきりした色のことを言います。

かんきつ類はビタミン豊富ということから「ビタミン」という言葉を使っていて、実際の「ビタミンの色」という意味ではありませんので注意してください。

またかんきつ類にある色だけでなく、明るく鮮やかな色全般に「ビタミンカラー」という言葉を使うこともあります。


「パステルカラー」とは?

「パステルカラー」とはパステルに使われるような中間色のことを言います。

原色ではなく白が混ざっているような色合いになります。

彩度が低く明度が高い、と覚えておくとわかりやすいでしょう。

例えば、薄いブルー、薄いピンク、桜色、藤色などが「パステルカラー」です。

原色に比較して、淡く優しい雰囲気となります。


「ビタミンカラー」と「パステルカラー」の違い

「ビタミンカラー」「パステルカラー」の違いを、分かりやすく解説します。

どちらも黒、白は含まない、明るい色という共通点がありますが、それ以外はまったく違う種類の色合いとなりますので混同しないようにしてください。

「ビタミンカラー」は明るくて鮮やかな色に使う言葉です。

必ずしもかんきつ類に限っているわけではありません。

イメージとしてとらえてください。

一方「パステルカラー」はパステルに使われている色合いとなります。

つまり原色ではありません。

ここが「ビタミンカラー」との大きな違いと言えるでしょう。

原色に白を混ぜたような淡い、優しい、どこか儚げな色合いと言えばわかりやすいでしょうか。

桜色、藤色、薄ピンク、水色などを想像してください。

「ビタミンカラー」の例文

・『ビタミンカラーのコートで目立っている』
・『モノトーンの服が多いのでビタミンカラーのバッグでアクセントをつけたい』

「パステルカラー」の例文

・『彼女にはパステルカラーの服が似合うと思う』
・『パステルカラーのトップスだと膨張して見えないか少し心配』

まとめ

似たような印象がある言葉ですが意味がまったく違います。

「ビタミンカラー」「パステルカラー」の違いをしっかり理解し正しく使い分けていきましょう。