ゲーム用語の「アーケード」と「ゲームセンター」はそれぞれ何を表す言葉なのでしょうか。
この記事では、「アーケード」と「ゲームセンター」の違いを分かりやすく説明していきます。
「アーケード」とは?
「アーケード」とは、「業務用ゲーム機」を表す言葉です。
本来の「アーケード」はアーチ城の屋根を持つ建築物や通りを指す言葉です。
業務用のゲーム機は多くが店先に設置されていたことからアーケードの下で遊ぶゲームに由来して「アーケードゲーム」と呼ばれるようになり、更に省略された「アーケード」が業務用ゲームを表す言葉として使われています。
お店や施設などに設置されているコインを入れて遊ぶタイプのゲーム機が「アーケード」に当たります。
狭義ではボタンやレバーで操作するビデオゲームを指しますが、広義ではクレーンゲームやメダルゲームなど家庭用ではない業務用ゲーム機全般が「アーケード」です。
「ゲームセンター」とは?
「ゲームセンター」とは、「複数のゲーム機を備えた遊戯施設」を指す言葉です。
業務用のゲーム筐体や大型遊具、プリントシール機などを設置し客に遊ばせて収入を得る遊戯営業施設を意味します。
クレーンゲームなど景品を提供するものもありますが、基本的にはゲームで遊ぶことそのものを目的に利用する施設です。
「アーケード」と「ゲームセンター」の違い
「アーケード」と「ゲームセンター」の違いを、分かりやすく解説します。
「アーケード」が業務用のゲーム機を指すのに対し「ゲームセンター」は業務用のゲーム機を設置して客に遊ばせる施設を指す言葉です。
「アーケード」が洗濯機なら「ゲームセンター」はコインランドリーに当たる関係性です。
「アーケード」の例文
・『コンシューマーには移植されていないアーケード専用ゲーム』
・『80年代から90年代にかけてがアーケードの全盛期だった』
「ゲームセンター」の例文
・『最近のゲームセンターは明るくて雰囲気も良い』
・『クレーンゲームとメダルゲームがゲームセンターの稼ぎ頭だ』
まとめ
「アーケード」と「ゲームセンター」は似たような要素があるものの表している対象は全く違います。
どちらもゲーム業界では重要なワードなので正しく理解しておきましょう。