「白菜」と「山東菜」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「白菜」と「山東菜」の違いとは?言葉の違い【3語】

この記事では、「白菜」「山東菜」の違いを分かりやすく説明していきます。

「白菜」とは?

「白菜」は、「はくさい」と読みます。

しろやしろい、穢れがないという意味を有する「白」の漢字に、葉とか根、茎等を食用とする草の総称やおかずといった意味の「菜」の漢字で成り立っています。

「白菜」は、アブラナ科の越年草で、元は中国原産で漬け物や煮物に用いられている野菜を表す言葉です。


「山東菜」とは?

「山東菜」の言葉は、「さんとうさい」「さんとうな」と読みます。

漢字で書かれたこの言葉を見れば理解出来ますが、中国の省の一つの名前である「山東」の漢字に、なっぱとかやさいという意味を持つ「菜」の漢字で成り立っています。

「山東菜」は、白菜に似ているものの上部が結球せず、中国の山東省を原産としている野菜を示します。


「白菜」と「山東菜」の違い

「白菜」「山東菜」の違いを、分かりやすく解説します。

「菜」の漢字は共通しており、どちらもアブラナ科の越年草を表す言葉で、野菜としての形状も似ています。

とはいえ「白菜」は日本では晩秋から冬にかけての代表的な野菜で、一般的に広く利用されているのです。

「山東菜」は、「白菜」よりもやや大きな野菜で、名前の通り中国の山東省が原産で、日本ではで一般的な野菜とは言えません。

まとめ

2つの言葉には同じ漢字が使われている上に、どちらもアブラナ科の越年草で、見た目の形も似ています。

似た様な野菜ですが、「山東菜」の方がやや大きく、「白菜」と違って緩く結球するという違いがありますが、日本では「白菜」の方が知名度が圧倒的に高く、多く利用される野菜です。