「実績」と「成果」と「業績」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「実績」と「成果」と「業績」の違いとは?ビジネス・就職・転職

この記事では、「実績」「成果」「業績」の違いを分かりやすく説明していきます。

「実績」とは?

「実績」とは、対象の組織・人物がこれまでに挙げてきた結果・経験の積み重ねのことを言います。

その組織・人物が過去どれだけ良い結果、実力を求められる経験を積んできたかを見ることで、組織・人物の信頼性やパフォーマンスを評価する際に用いられます。

また、実績には一般的に良い結果、プラスになると思われる経験を挙げることが多く、悪い結果を出すことはほとんどありません。

良い実績が多く挙がっていたとしても、そこに表されていない過去の内容もあることを認識しておくことが必要です。

(実績の例)
・田中マネジャーのグループは、これまでに合計1000件の新規受注を獲得している
・木村さんは、これまでにアパレル業界のコンサルティングに5年従事


「成果」とは?

「成果」とは、「対象の仕事・作業を行うことで得られた結果」のことを言います。

実績とは異なり、対象の仕事・作業に対しての結果を見るため、対象の仕事と関係ないところで得られた過去の結果や経験はここでは見ません。

仕事・作業の効果を評価する際に用いられます。

その代わり、成果についてはその結果を得るまでに至ったプロセスも合わせて確認することが多いです。

(成果の例)
・営業スタイル改革プロジェクトにより、営業メンバーの平均残業時間が平均月10時間削減された
・社員全員が参加する研修を実施したことで、申請業務の理解率が研修実施前と比較して平均5ポイント向上した


「業績」とは

「業績」とは、「事業・研究などについて、得られた結果」のことを言います。

事業・研究についての結果を見るため、例えば「経験を積んだ、個人の能力が向上した」「特定のプロジェクトに関わった、参加した」というような、経験ベースの結果は記載しないのが一般的です。

また、業績の場合は悪い結果についても記載します。

売り上げがマイナスであった、もしくは得られたものがなかった、といったような内容の場合でも業績を報告する際は出すことが一般的です。

(業績の例)
・A服飾メーカーの2020年度の営業利益 1000万円
・B素材開発メーカーは、2019年に新規となる製造プロセスを開発し、特許取得した

「実績」と「成果」と「業績」の違い

それぞれ、下記のような違いがあります。

「実績」:対象の組織・人物がこれまでに挙げてきた結果・経験の積み重ね(過去含む)
「成果」:対象の仕事・作業を行うことで得られた結果(過去のことは含まれない)
「業績」:事業・研究などについて、得られた結果(良い結果も悪い結果もどちらも記載する)

まとめ

「実績」「成果」「業績」はそれぞれ、ビジネスの場でよく用いられる言葉ですが、提示する側、読む側双方、混同しやすいです。

どういうケースでどんな内容の確認をしたいか、あらかじめ認識しておくことでこのような誤解も防ぐことができます。