「覗く」と「垣間見る」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「覗く」と「垣間見る」の違いとは?違い

この記事では、「覗く」「垣間見る」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「覗く」とは?

自分の方から中がどうなっているか確かめたいと思って見に行く行為を「除く」【のぞく】といいます。

例えば、女性が着替える姿をこっそり見るため隙間から見るのです。

また、筒の中を見ることで小さい物を拡大して大きくしては見る、遠くにある星を楽しむ行為を指します。

このように、中で誰が何をしているか行動を確かめたり、装置を置いてどのようなものか調べるのです。


「垣間見る」とは?

人が見せる言動から何を言おうとしているか、その奥底を伺うことを「垣間見る」【かいまみる】といいます。

垣根の間という意味がある「垣間」から目を向ける「見る」を掛け合わせた言葉です。

ただ見るのではなく、足音を立てず息殺して密かに中を見て状況をちらりと一瞬だけ見ます。

あまり凝視して見ると相手に存在が気付かれてしまうので、あえて見え隠れするようにちらっと目線を向けるのです。


「覗く」と「垣間見る」の違い

ここでは「覗く」「垣間見る」の違いを、分かりやすく解説します。

小さな穴や隙間から人が何をしているか確かめる行為を「覗く」といいます。

また、小さな虫や菌を拡大して見るためレンズを「覗く」といった行為をするのです。

もう一方の「垣間見る」は物の間から中を見つからないように覗く行為を「垣間見る」【かいまみる】といいます。

このようなところから、「相手の本性を垣間見る」と人の心を読み取る意味で使うのです。

「覗く」の例文

・『風呂の中を窓から覗くおじさんは近所の人だった』
・『穴の中に落ちた労働者が無事か現場監督が覗く』

「垣間見る」の例文

・『ドアの隙間から中で会話する者の様子を垣間見る』
・『分厚い塀に囲まれた中を簡単に垣間見ることはできない』

まとめ

どちらも現状が大丈夫か確かめるため行ないますが、どういった状況で見せる行動か調べてみるといいでしょう。

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