「査定」と「認定」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「査定」と「認定」の違いとは?違い

この記事では、「査定」「認定」の違いを分かりやすく説明していきます。

「査定」とは?

金額や等級や合否などを調査した上で決定することです。

例えば、車や不動産の価格を査定するという場合は、その物の状態や市場の動向などを調べることによって、適正な値段を決めるという意味になります。

また、勤務成績や能力などを査定するという場合は、その人の業績や評価などを調べて、昇給や昇格などの判断するという意味になります。


「認定」とは?

公的な機関が、資格や事柄の当否などについて審査判定して決定することです。

例えば、教員や医師などの資格を認定するという場合は、その人が必要な条件や能力を満たしているかどうかを審査することによって、合格か不合格かを決めるという意味になります。

また、障害者や高齢者などの福祉サービスの対象者を認定するという場合は、その人の状態や環境などを審査して、サービスの提供の可否や範囲を決めるという意味になります。


「査定」と「認定」の違い

「査定」「認定」の違いを、分かりやすく解説します。

「査定」「認定」という言葉は、どちらも何かを調べて決めるという意味を持っていますが、使われる場面やニュアンスが異なります。

「査定」とは、金額や等級や合否などを調査したうえで決定することです。

その一方で、「認定」とは、公の機関が、資格や事柄の当否などについて審査判定して決定することです。

つまり、「査定」「調べて決める」という意味で、「認定」「事実を認めてから決める」という意味の言葉です。

「査定」の例文

・『今年度の成績査定は、非常に厳しいと言われている』
・『この絵画は、私ではどうにも判断できないので、鑑定士による査定を依頼しよう』

「認定」の例文

・『彼女は国際的な資格に認定されているらしい』
・『この和牛は、A5ランクとして認定されている』

まとめ

「査定」とは、金額や等級や合否などを調査したうえで決定することです。

その一方で、「認定」とは、ある基準や条件に合致するかどうかを判断することです。

それぞれの言葉を正しく使い分けるように注意しましょう。

違い
違い比較辞典