「雑食」と「粗餐」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「雑食」と「粗餐」の違いとは?違い

この記事では、「雑食」「粗餐」の違いを分かりやすく説明していきます。

「雑食」とは?

雑食は、色々なものを食べることをさします。

肉や野菜、果物、米などを食べる人間は雑食です。

これに対して、馬や牛は草を食べる草食動物とされます。

雑食は、肉食でもあり草食でもある、なんでも食べる動物や人間に使われる言葉です。

動物性の食品も植物性の食品も食べます。

色々なものを食べることができるので混食ということもあります。


「粗餐」とは?

粗餐は、そさんと読みます。

粗末な食事のことをさしていますが、他人に食事を出す際に使う謙譲表現になります。

自分の食事に対して言う際は、粗食が使われます。

粗食も粗末な食事、みすぼらしい食事という意味があります。

また、法事の後の食事に対しても粗餐が使われています。


「雑食」と「粗餐」の違い

「雑食」「粗餐」の違いを、分かりやすく解説します。

雑食と粗餐は、意味が異なります。

雑食は、色々なものを食べることをさしますが、粗餐は色々なものを食べることではなく、食事の中身についてさしています。

粗餐は、粗末な食事という意味もあるので、豪華な食事は含まれません。

昔ながらの食事、一汁三菜のようなイメージになります。

また、粗酒粗餐とお酒と食事をあわせて表現することがあります。

「雑食」の例文

・『雑食性の動物はなんでも食べることができる』
・『植物性も動物性も食べるので雑食です』

「粗餐」の例文

・『法要が終わった後には粗餐をご用意しています』
・『粗酒粗餐ではございますがお召し上がりください』

まとめ

「雑食」「粗餐」の違いをお伝えしました。

どちらも食事に対して使われている言葉ですが、雑食は、どのようなものでも食べるという意味になります。

そして動物にも使われます。

粗餐は食べるものに対して使われるのではなく、食事の内容のことです。

こちらは動物に対しては使われていません。

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