「お墓参り」と「納骨堂」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「お墓参り」と「納骨堂」の違いとは?違い

「お墓参り」「納骨堂」はどちらも「故人の供養」に関連する言葉ですが、それぞれの意味が異なるため注意が必要です。

この記事では、「お墓参り」「納骨堂」の違いを分かりやすく説明していきます。

「お墓参り」とは?

「お墓参り」は、「亡くなった人や先祖の遺骨が埋葬されているお墓に足を運んで供養すること」を意味します。

ただ足を運ぶだけでなく、掃除をしたり、線香や花、生前故人が好きだった食べ物などを備えたりして冥福を祈ります。

「お墓参り」のタイミングは、故人が亡くなった日を示す「命日」や、8月13日〜8月16日(地域によっては7月13日〜7月16日)の「お盆」、春と秋に7日間ある「お彼岸」とされています。


「納骨堂」とは?

「納骨堂」「故人の遺骨を納める収納スペース」のことを指し、寺院運営のもの、自治体運営のもの、宗教法人・財団法人・社団法人など民営運営の3つのタイプがあります。

室内に設けられている場合が多く、ひとつの建物内に多くの納骨スペースが用意されているのが特徴です。


「お墓参り」と「納骨堂」の違い

「お墓参り」「納骨堂」の違いを分かりやすく解説します。

「お墓参り」「亡くなった人や先祖の遺骨が埋葬されているお墓に足を運んで、掃除や供物を備えて供養すること」を意味します。

一方、「納骨堂」「故人の遺骨を納める収納スペース」のことを指します。

「お墓」「納骨堂」の違いとしては、「お墓」が野外に備えられていることが多いのに対し、「納骨堂」は室内に整備されている、という点が挙げられます。

また、「お墓」は遺骨を土に埋めたり、墓石の下に骨壷を安置したりしますが、「納骨堂」は骨壺をそのまま保管するのが一般的です。

なお、「納骨堂」「お墓の一部」ともいわれています。

まとめ

「お墓参り」「納骨堂」はそれぞれ異なる意味を持ちますが、どちらも先祖や故人を供養する重要な役割があることが分かります。

両者の違いを理解することで、弔事に関する言葉の知識がより深まることでしょう。

ぜひ参考にしてください。

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