この記事では、「装飾」と「デコレーション」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「装飾」とは?
飾りを付けるという意味で使うのが「装飾」【そうしょく】です。
服に付いたビーズや玉、革といった美しい飾りをとくに「装飾が付いたお洒落な服」といった言い方して、いつもよりお洒落を取り入れた服の着こなしを楽しみます。
他にも「建築装飾」といえば、美しさと派手さを取り入れたデザインを施した建物を指し、視覚的な効果をもたらす外観が人々を魅了するのです。
「デコレーション」とは?
英語で「装飾」を“decoration”「デコレーション」といい、英語圏で使われています。
日本では「デコレーションケーキ」といって、生クリームや苺、人形などで飾り付けて豪華な見た目にするのです。
このケーキは誕生日や季節のイベントを祝うため名前を入れて注文するときに使われています。
このように飾る行為を指して、ときにナッツ類やココアパウダーで「デコる」こともあるわけです。
「装飾」と「デコレーション」の違い
ここでは「装飾」と「デコレーション」の違いを、分かりやすく解説します。
「デコレーション」を日本語にしたものが「装飾」であり、派手に飾り付けたケーキやお菓子、服、雑貨といった物に対して使われています。
「装飾が美しい髪飾り」といったように、通常の飾り無しよりも魅力的な見た目の物に対して使われている言葉です。
もう一方の「デコレーション」は英語を使う国が発祥の言葉であり、意味は「装飾」になります。
使い方は「スイーツデコレーション」といって、甘い果物やお菓子をかわいく飾った西洋菓子を指すのです。
「装飾」の例文
・『金銀のビーズ装飾を施したブラウスを買って着た』
・『江戸時代には日本女性の装飾品といえば髪飾りであった』
「デコレーション」の例文
・『デコレーションが食欲をそそるプディングには藻類が使われている』
・『苺が挟まったデコレーションショートケーキは定番の人気商品だ』
まとめ
同じ意味で使われていますが、日本でも使われていますので、どのようなところで使っているか調べてみるのもいい勉強方法になるでしょう。