「禁句」と「禁忌」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「禁句」と「禁忌」の違いとは?違い

やってはいけないことを表す言葉には「禁句」「禁忌」があります。

この記事では、「禁句」「禁忌」の違いを分かりやすく説明していきます。

「禁句」とは?

「禁句」とは和歌や俳句などで使ってはいけないとされている言葉や語句を表します。

「禁句」はこれ以外にも相手にとって悪いことやネガティブな思いをさせるような言葉や話を表す時にも使うことが可能です。

後者は比喩表現として使われることが多く、代表的なものとしては受験生に対する「落ちる」があります。

「禁句」は英語で「タブーワード」と呼ばれており、同じ意味のものには「NGワード」があります。


「禁忌」とは?

「禁忌」とはしてはいけないことを表す言葉であり、こちらは文化や宗教、倫理などによって定められています。

「禁忌」は忌み嫌われている行動に対して慣習的に禁止することや避けることを表す言葉であり、古い時代から様々なものが存在します。

「禁忌」は国や文化によって様々なものがありますが、人間に共通するような概念が存在することでも有名です。

「禁忌」はこれ以外にも人体に対して悪影響や害を及ぼすような薬剤を表す時にも使われています。


「禁句」と「禁忌」の違い

「禁句」は言ってはいけない言葉を表すものであり、「禁忌」はしてはいけないことを表す言葉です。

「禁句」「禁忌」の一種として扱われることが多く、この2つはタブーと呼ばれています。

「禁句」の例文

・『元カノの話は彼の前で禁句なのでそれだけは守ってください』
・『その呪文は禁句として忘れ去られたはずなのに、賢者はいともたやすく詠唱し始めました』

「禁忌」の例文

・『禁忌に触れたものを描いたその漫画がとても好きですが、グロテスクな内容なので人にはあまり勧められません』
・『その薬剤は基本的に人体への摂取が禁忌となっています』

まとめ

「禁句」は言ってはいけないことを表す言葉であり、「禁忌」はしてはいけないことを表す言葉です。

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