ものや商品の値段や価値を表す言葉には「相場」や「定評」があります。
この記事では、「相場」と「定評」の違いを分かりやすく説明していきます。
「相場」とは?
「相場」とは市場における値段や価値を表す言葉であり、商品などの需要と供給のバランスによって決定されるのが特徴です。
「相場」は日々変動するものであり、しっかりとした情報を得ることが必要となります。
「相場」はこれ以外にも「為替相場」を表す時にも使われており、こちらは投機的取引として有名です。
「相場」の類義語には「定価」や「買値」、「勘定」があります。
「定評」とは?
「定評」とは一般的な世間に認められている価値や評価を表す言葉です。
「定評」は安定した価値や動かない評価を表す意味があり、定番商品や人気の品などに対して使われています。
「定評」は商品や製品以外にも人の行動や立場、性格などに対して使うことも可能です。
「定評」の類義語には「定説」がありますが、こちらは世間一般に認められている説や考えを表します。
「定論」も同様に多くの人が正しいと思っている論や考えを表します。
「相場」と「定評」の違い
「相場」は市場における値段や価値を表す言葉であり、需要と供給のバランスによって変化します。
「定評」は世間一般に認められている価値や評価を表す言葉であり、「相場」と同じような性質を持っています。
「相場」の例文
・『相場師という人物と会ってきましたが、言っていることがとても胡散臭い感じでした』
・『為替相場はこのところ非常に安定しているので、取引も大きなものがありません』
「定評」の例文
・『ゴールを守ることに定評のあるキーパーとして彼は有名であり、面白いあだ名も付いています』
・『定評を覆すような商品コンセプトなので、これはかなり挑戦的なものになりそうです』
まとめ
「相場」は市場における値段や価値を表す言葉であり、「定評」は世間一般に認められている価値や評価を表す言葉です。