「甘味」と「甘露」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「甘味」と「甘露」の違いとは?違い

この記事では、「甘味」「甘露」の違いを分かりやすく説明していきます。

「甘味」とは?

一般敵に、甘い味のするものや、甘い味を感じることを指す言葉を意味します。

「甘味」は、和菓子や洋菓子などの甘い食べ物の総称としても用いられます。

また、「甘味」は、料理の味付けにおいて、砂糖やみりんなどで加える甘さの度合いを表す言葉としても使用されます。


「甘露」とは?

もともとは、中国やインドの古代の伝説に登場する、天から降る甘い露や、神々の飲む不死の霊液を指す言葉です。

仏教では、「甘露」は、仏の教えや仏の悟りをたとえる言葉としても使われました。

その中で、現代において、「甘露」は、このような伝説や教えに由来する比喩的な表現として、非常においしいものや、幸せなものを指す言葉として使われることがあります。

他にも、「甘露」は、煎茶の上等なものや、甘露酒や甘露水という飲み物の略称としても使用されます。


「甘味」と「甘露」の違い

「甘味」「甘露」の違いを、分かりやすく解説します。

「甘味」「甘露」は、どちらも甘いものに関する言葉ですが、意味や使い方が異なります。

「甘味」は、一般に、甘い味のことを指す名詞です。

甘いものを作るために使う材料や調味料なども意味します。

その一方で、天から降るとされる甘い露や、神々の飲む不死の霊液などを指す言葉です。

中国やインドの古代の伝説や神話に由来する言葉で、仏教では仏の教えや悟りにたとえられます。

他にも、煎茶の上等なものや、おいしいものを表します。

「甘味」の例文

・『このケーキは砂糖を使いすぎているので、甘味が強すぎる』
・『人工甘味料を使用すると、味は甘くて美味しいが、身体に悪い気がする』

「甘露」の例文

・『私はすべての飴の中で、甘露飴が1番好きだ』
・『まるで、甘露のように綺麗な音色が、辺り一帯に響き渡った』

まとめ

「甘味」「甘露」は、似たような言葉に見えますが、意味やニュアンス、使い方含めて異なる言葉です。

それぞれの言葉を正しく使い分けるように注意しましょう。

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