この記事では、「行きつけ」と「何度も通う」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「行きつけ」とは?
お気に入りの店を見つけて、何度も通って顔なじみになることを「行きつけ」【いきつけ】といいます。
何度も行くことで店主に顔覚えられて親しくなり、仕事の悩みを打ち明けて解決策を助言してもらう、恋愛の話を言えるほど親しくなるのです。
このような店なら店内に入っただけで何を注文するか伝わるので、あえて何が食べたいか言わなくても作ってくれるようになります。
「何度も通う」とは?
1度入ったとき雰囲気も良く、自分が好きな物がある店に回数を重ねて行く行為を「何度も通う」【なんどもかよう】といいます。
それだけ楽しい、美味しいと思う料理があったり、行きたくなるサービスを展開している店に行くわけです。
何度も出向いては足しげく通いたくなる気持ちにさせるのは、その店にしかない魅力があります。
それだけ他店にはない魅力に惹かれて、定期的に何度も行くのです。
「行きつけ」と「何度も通う」の違い
ここでは「行きつけ」と「何度も通う」の違いを、分かりやすく解説します。
自分の好きな料理が食べられるので、気に入って定期的に通う店を「行きつけ」といいます。
仕事の帰りに行ったり、週に何度も行く店を指すのです。
店主とも距離が近く、何でも話せる仲良しになるのです。
もう一方の「何度も通う」は、気が向けば行く店を指します。
それだけ「行きたい」と思う気持ちになる魅力的な店を指し、何度か通って楽しみたいと思う料理やサービスが提供されるのです。
「行きつけ」は魅力的な料理やサービスがなくとも、心の拠り所な店を指す点が違います。
「行きつけ」の例文
・『行きつけの店主が誕生日に無料で一品作ってくれた』
・『引っ越しするとき、行きつけの店に挨拶へ行った』
「何度も通う」の例文
・『本格的なインド料理が食べられるので、駅前の店に何度も通う』
・『姉は日本各地の名産が揃う商店街の店に何度も通う』
まとめ
選んで店に行く行動を表す言葉をご紹介しました。
どのような店を対象としているかを考えて、場面により使い分けてみるのもいい学習方法になるでしょう。