「暇人」と「怠け者」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「暇人」と「怠け者」の違いとは?違い

何もすることがない人を表す言葉には「暇人」「怠け者」があります。

この記事では、「暇人」「怠け者」の違いを分かりやすく説明していきます。

「暇人」とは?

「暇人」とは特に仕事や用事がない人を表す言葉です。

「暇人」とは現時点で暇がある人を表す言葉であり、これ以外の時間帯ではしっかりとした仕事を持っている人にも使うことが可能です。

「暇人」は特に用事がないのでぶらぶらしている人を表す時にも使います。

「暇人」の類義語には「有閑人」がありますが、こちらは財産を持っていながら労働に就いていない人を表す時に使う言葉です。


「怠け者」とは?

「怠け者」とはよく怠けている人を表す言葉です。

「怠ける」は仕事や勉強を真面目にしないことや元気がなくなることを表す言葉であり、基本的にネガティブな意味の言葉として使われます。

「怠け者」は動物の「ナマケモノ」の性格から付けられたカタカナ語であり、英語名の“Sloth”は怠惰という意味になります。

「怠け者」の類義語には「ものぐさ」「ずぼら」「ぐうたら」があり、どちらも悪い意味で使われるのが特徴です。


「暇人」と「怠け者」の違い

「暇人」は仕事や用事がないの人や現時点で暇な人を表す言葉です。

「怠け者」は仕事や勉強を真面目にしない人やなすべきことをやらない人を表す言葉です。

「暇人」の例文

・『フリーター時代は彼女に暇人とよくからかわれていました』
・『浪人生は暇人でいいねと言われてつい怒ってしまいました』

「怠け者」の例文

・『怠け者と言われたことに腹が立ったので、明日からきちんとダイエットに取り組みます』
・『彼は普段から怠け者なのですが、事件が発生すると名推理を閃く探偵になります』

まとめ

「暇人」は特にすることがない人やぶらぶらしている人を表す言葉です。

「怠け者」は仕事や勉強を真面目にしない人や怠けている人を表す言葉であり、動物名の「ナマケモノ」が有名です。

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