感謝や祈りを捧げるイベントを表す言葉には「お祭り」や「祭典」があります。
この記事では、「お祭り」と「祭典」の違いを分かりやすく説明していきます。
「お祭り」とは?
「お祭り」とは神様や祖先に感謝や祈りを捧げる行為や儀式を表す言葉であり、現代の日本でも毎年様々な「お祭り」が開かれています。
「お祭り」は「祭り」に丁寧な接頭辞である「お」を付けた言葉であり、一般的な会話でもよく使われています。
「祭り」は元々「祀る」から作られた言葉であり、これ以外にも「奉り」や「政り」、「纏り」という意味合いが存在するのが特徴です。
「祭典」とは?
「祭典」とは祭りの儀式を表す言葉であり、こちらも日本では様々なものが開催されています。
「祭典」はこれ以外にも大掛かりな行事や派手なイベントを表す時にも使うことが可能です。
「祭典」は「お祭り」のような一般的なイベントを表す時や、「祭事」や「祭祀」、「祭礼」のような神社の祭りを表す時にも使われています。
「祭典」の類義語には「祝い事」や「伝統行事」があり、こちらは一般的な会話でよく使われています。
「お祭り」と「祭典」の違い
この2つはどちらも神様や祖先に対して感謝や祈りを捧げる行為や儀式を表す言葉です。
「お祭り」はこれ以外にも一般的なパーティーを表す時にも使うことが可能です。
「お祭り」の例文
・『お祭り騒ぎということで今夜はみんなでバーベキューを食べて盛り上がりました』
・『お祭り準備委員会の人から連絡があり、当日のお店を手伝うことになりました』
「祭典」の例文
・『祭典は静かに執り行われており、今年一年の振り返りと来年の豊穣を祝う言葉が述べられました』
・『春の祭典として今年も自治会で花見が行われることが決まりました』
まとめ
「お祭り」や「祭典」は神様や祖先に対して感謝や祈りを捧げる儀式を表す言葉であり、さらに「お祭り」は個人や集団で行うイベントやパーティーを表す時にも使います。