「思春期」と「青年期」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「思春期」と「青年期」の違いとは?違い

この記事では、「思春期」「青年期」の違いを分かりやすく説明していきます。

「思春期」とは?

思春期とは、第二次性徴にともなって体が性的に成熟するまでの時期のことをいいます。

女性の場合には乳房が大きくなったり、月経が始まったりすることで第二次性徴が始まります。

男性の場合には、性器が発達したり声変わりしたりします。

男性よりも女性の方が第二次性徴を迎えるのは早いといわれています。

また、思春期は自我が芽生えるなど心の変化も大きく、イライラしたりすることもあります。

個人差が大きいので、何歳から何歳までと一概に決めることはできません。


「青年期」とは?

青年期とは、人生の中で青年にあたる時期のことをいいます。

厚生労働省の定義では人生を幼年期・少年期・青年期・壮年期・中年期・高年期の6つに分類していて、青年期は16歳から25歳までを指しています。

幼年期は0歳から5歳まで、少年期は6歳から15歳まで、壮年期は26歳から45歳まで、中年期は46歳から65歳まで、66歳以上が高年期とされます。

ただし、発達心理学では14歳頃から25歳頃までを青年期としており、定義が異なることもあります。


「思春期」と「青年期」の違い

思春期は心と体が変化し性的に成熟する時期で、医学的には第二次性徴の発現の始まりから成長の終わりまでとされています。

個人差もあるので何歳から何歳までとはっきり決まっているわけではありません。

大体、小学校高学年頃から18〜20歳頃までといわれています。

早い子の場合には8歳頃から思春期が始まります。

それに対して青年期は、16歳から25歳までと定義されています。

思春期と青年期がかぶっている時期もあります。

「思春期」の例文

・『彼女は思春期特有の悩みを抱えている』
・『親に反抗的なのは思春期だからだろう』

「青年期」の例文

・『少年期から青年期へと移っていった』

まとめ

思春期は体と心が性的に成熟する時期で、青年期は人生を6つに区分したうちの1つです。

思春期と青年期がかぶっていることもあります。

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