この記事では、「回りくどい」と「遠回しな」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「回りくどい」とは?
簡潔に伝えるのではなく、色々な説明するのでわずらわしいと感じる言い方を「回りくどい」【まわりくどい】といいます。
まるで遠回しな言い方に聞こえて、ちっとも肝心なところが見えてこないほど面倒に感じるのです。
聞いている方は一体何を言いたいのか理解できないほどはっきりしない話し方や、文章の書き方で困惑します。
それほど遠くから説明する言い方を指す言い方です。
「遠回しな」とは?
直接言葉を伝えるのではなく、遠くから話しする言い方を「遠回しな」【とおまわしな】といいます。
直接言葉を投げかけてくるのではなく、違う表現を使った言い方してくるので、何が言いたかよく分からないのです。
ただ、「遠回しな言い方で相手の気持ちを探る」場合もあり、少し気を使って探りを入れるので悪い気分にさせません。
このように、少し気を使ってしまうためあえて「遠回しな」言い方をしてしまう場合もあるのです。
「回りくどい」と「遠回しな」の違い
「回りくどい」と「遠回しな」の違いを、分かりやすく解説します。
はっきりしない言い方するので、いまいち理解しにくいと思わせるとき「回りくどい」といいます。
元々はいくつにも曲がりくねっている道路のため、目的地へ容易に到着できないといった意味からきている言葉です。
もう一方の「遠回しな」は相手に気を使うあまり、言葉を選んで遠くの方から話す言い方を指します。
また、相手の胸の内を知るため「遠回しな」言い方して、気持ちを探るのです。
「回りくどい」の例文
・『教師の話し方は回りくどいので、生徒は理解に時間がかかる』
・『顧問は回りくどい指導するので、部員は面倒に感じてしまう』
「遠回しな」の例文
・『遠回しな言い方で話しする人とは心が通わない』
・『遠回しな話し方する彼女とは心から会話が楽しめない』
まとめ
「回」を使っている言葉を2つ取り上げましたが、「くどい」と「遠い」が異なる場合、違った使い方ができます。
どのような使い方するかに目を向けて学んでみましょう。