大学生の課題には「卒論」や「レポート」があり、どちらも単位を取得するためには必須のものとなっています。
この記事では、「卒論」と「レポート」の違いを分かりやすく説明していきます。
「卒論」とは?
「卒論」とは卒業論文を略した言葉であり、大学生が最終学年に研究成果をまとめて作る文書を示します。
大学の学科は基本的にこの「卒論」を出して認められることが卒業の条件となっており、こちらは数ヶ月を掛けて作られるのが特徴です。
「卒論」は文献を調べてまとめる以外にも様々な研究や調査することが可能であり、大学院へ進む場合には自己アピールできるものとなります。
「レポート」とは?
「レポート」は英語で“report”と書く言葉であり、報告や報告書を表します。
「レポート」は調査や研究、仕事の内容をまとめたものであり、学生から会社員など様々な人が作ることが可能です。
「レポート」は内容を伝える報告書として使われる以外にも評価の基準としても使われることが多く、学生の場合は一定の評価を下回ると単位が貰えないこともあります。
「レポート」は「リポート」と呼ばれることも多く、こちらは新聞や放送の取材を表す時に使います。
「卒論」と「レポート」の違い
この2つはどちらも学生が提出すべき課題を表す言葉です。
「卒論」は卒業前に制作するものであり基本的に1回のみになります。
「卒論」の例文
・『卒論のテーマが決まらないので、少し先輩に話を聞いてもらいました』
・『卒論発表会が明後日にあるので今から緊張しています』
「レポート」の例文
・『先月の動向をまとめたレポートが届いたので、早速分析したいと思います』
・『レポートの提出はインターネットから可能になったので助かっています』
まとめ
「卒論」や「レポート」は大学生の課題であり、この内容によって評価が下されます。
「レポート」は学生以外にも会社員なども制作するものであり、こちらも仕事の評価に影響します。