「オアシス」と「癒し空間」はそれぞれ何を意味しどのような違いがあるのでしょうか。
この記事では、「オアシス」と「癒し空間」の違いを分かりやすく説明していきます。
「オアシス」とは?
「オアシス」とは、「砂漠の中にある水場」を意味する言葉です。
水のない不毛な地の中にある水をたたえた場所を指します。
高温で乾燥している砂漠にはほとんど水はないのですが、地下から湧いた水が溜まり周りに樹木が生えているスポットがわずかに点在しています。
旅人にとって貴重な水の補給地点となる砂漠の中の水場を指す言葉が「オアシス」です。
生きることすら苦しい砂漠の中にあって命をつなぐ助けとなる場であることから転じて「苦しい中でも心が安らぐ場所」という意味でも使われています。
「癒し空間」とは?
「癒し空間」とは、「心と体の疲れを癒してくれる空間」のことです。
気持ちが落ち着くBGMや頭がすっきりとするアロマ、心地よく安らげる椅子など心身の疲れを癒してくれる空間を指します。
個人的に癒される空間を意味するほか、リラクゼーションサロンや喫茶室など癒しを目的に用意された施設を指す意味でも使われます。
「オアシス」と「癒し空間」の違い
「オアシス」と「癒し空間」の違いを、分かりやすく解説します。
「オアシス」は本来砂漠の水場を意味する言葉でそこから転じて安らげる空間の意味でも使われています。
「癒し空間」は癒してくれる空間そのものを意味する言葉で別の意味はありません。
「オアシス」は「癒し空間」の比喩的な言い方に当たります。
「オアシス」の例文
・『砂嵐の向こうにオアシスが見える』
・『緑が多い公園は都会のオアシスだ』
「癒し空間」の例文
・『癒し空間でゆったりくつろぐ』
・『猫好きにとって猫カフェは最高の癒し空間だ』
まとめ
「オアシス」と「癒し空間」は同じ意味でも使われますが本来の意味は全く異なります。
それぞれのニュアンスを正しく理解して使い分けましょう。
