この記事では、「よいしょ」と「担ぐ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「よいしょ」とは?
重いものを持ち上げたり、力を入れたりするときに発する掛け声です。
「よいしょ」は、労働者や農民などが昔から使ってきた言葉で、息を合わせたり、気合を入れたりする効果があると言われています。
また、「よいしょ」は、日本独自の言葉で、他の言語にはないとも言われています。
「担ぐ」とは?
物を肩に乗せて運ぶことです。
「担ぐ」は、物理的に重いものを運ぶという意味のほかに、抽象的な意味もあります。
例えば、「責任を担ぐ」や「未来を担ぐ」などのように使うときは、ある物事を支えて推し進めるという意味になります。
また、「彼を社長に担ぐ」や「縁起を担ぐ」などのように使うときは、人を代表者や候補者に推薦するという意味や、縁起を気にするという意味になります。
「よいしょ」と「担ぐ」の違い
「よいしょ」と「担ぐ」の違いを、分かりやすく解説します。
「よいしょ」と「担ぐ」は、どちらも重い物を運ぶときに関係する言葉ですが、意味や使い方は異なります。
「よいしょ」は掛け声であり、「担ぐ」は動作です。
また、「よいしょ」は他の動詞と一緒に使われることが多く、「担ぐ」は単独で使われることが多いと考えられます。
「よいしょ」の例文
・『よいしょと大声を出した後に、彼は重い荷物を持ち上げた』
・『よいしょと息を吐きながら、彼はゆっくりと腹筋運動する』
「担ぐ」の例文
・『お祭りで神輿を担ぐ男たちは、皆ムキムキだ』
・『私は彼を次期社長に担ぐつもりだ』
まとめ
「よいしょ」とは、重い物を持ち上げたり、力を入れたりするときに発する掛け声です。
その一方で、「担ぐ」とは、物を持ち上げて肩に乗せて支えることや、自分たちの組織や集団の代表者の地位に据えて押し立てることを意味します。
それぞれの言葉を正しく使い分けられるようにしましょう。