「開き直る」と「逆ギレ」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「開き直る」と「逆ギレ」の違いとは?違い

この記事では、「開き直る」「逆ギレ」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「開き直る」とは?

悪い行為したので叱れば、反省せずふてぶてしい態度をとるといった意味がある言葉を「開き直る」【ひらきなおる】といいます。

例えば、万引きしたので店の人に叱られても「悪くないでしょう」と言っては悪気のない態度を見せるのです。

先ほどまでは落ち込む態度を見せていたというのに苛立ったり、睨んで相手を威嚇するふてぶてしい態度を見せるようになります。


「逆ギレ」とは?

絶対に自分が悪いというのに、叱られると酷く苛立つ態度を見せるのが「逆ギレ」【ぎゃくギレ】といいます。

切れるときは急に怒り出し、酷く腹が立って苛立つ態度を見せるのです。

叱られた人は居直って大きな声を出したり、暴れて相手を威嚇するため扱いが難しいところがあります。

元々キレやすい人に見られる行動でもあり、立場が悪くなると怒りを持って訴えるのです。


「開き直る」と「逆ギレ」の違い

ここでは「開き直る」「逆ギレ」の違いを、分かりやすく解説します。

邪魔したり、お金を盗んだのにその行為して何が悪いのかと怒り、威嚇してくる人の様を指すのが「開き直る」です。

もう一方の「逆ギレ」は人を傷つけたり、横領したなど悪い行為しても反省せず、反対に打ち切れて怒り出す人の態度を指します。

本当なら謝罪しなければいけないというのに、まったくそのような素振りを見せず、「なにが悪いのか」と言って自分の否を認めません。

「開き直る」の例文

・『会社の備品を持ち出していた社員を叱ると開き直って言い訳を始めた』
・『長年、不倫していた妻を叱ると開き直るので別居した』

「逆ギレ」の例文

・『勝手に腕時計を質屋に売った彼女を責めると逆ギレする』
・『親の車を大破させた息子に修理代を要求すると逆ギレした』

まとめ

いけない行為したので叱れば、態度を急変させるといった意味がある言葉を2つ取り上げました。

どのような態度を取るか調べて、違いを比較してみるといいでしょう。

違い
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