「閉じ込める」と「仕舞い込む」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「閉じ込める」と「仕舞い込む」の違いとは?違い

この記事では、「閉じ込める」「仕舞い込む」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「閉じ込める」とは?

いたずらした者を狭い部屋に押し込めて、反省させる行為を「閉じ込める」【とじこめる】といいます。

それほど人を驚かせたり、悪いと感じる行為した者に罰を与えるために行なうのです。

中に入れた後はドアをしっかり閉めて、鍵をかけて容易に出られないようにします。

このようなところから、人間だけではなく、畑を荒らした獣を檻に入れて出られないようにして、悪さしないようにするのです。


「仕舞い込む」とは?

箪笥の引き出しに大事な物を入れるのが「仕舞い込む」【しまいこむ】です。

外から見えないようにして、盗まれない工夫するのです。

また、季節外れとなった服や物を収納箱に入れては一時的に保管しておき、また使うときは取り出します。

ただ保管するだけではなく、埃が被らないようにしたり、人の目に触れないようにして、盗まれないために奥へ入れておくのです。


「閉じ込める」と「仕舞い込む」の違い

ここでは「閉じ込める」「仕舞い込む」の違いを、分かりやすく解説します。

嫌いな人を部屋に入れて、ドアを閉めては外に出られないようにする行為を「閉じ込める」といいます。

また、野犬や野獣といった生き物が人間の方へ出てきて困った動きするとき、檻の中に入れて出られないようにするのです。

もう一方の「仕舞い込む」は、人に見られないよう奥深くに物を仕舞うといった行為を指します。

「仕舞い込む」ものには、戦場に行った息子からの手紙であったり、思い出がある宝石といったものが一般的です。

「閉じ込める」の例文

・『閉じ込めると暴れる鼠を駆除するのは一苦労だ』
・『意見が通らないと怒る若者を、暗い部屋に閉じ込める』

「仕舞い込む」の例文

・『海外に留学する娘が子供の頃に書いた手紙を仕舞い込む』
・『金棒を家の金庫へ仕舞い込むと、鍵を何重にもかけた』

まとめ

似ているようで少し意味に違いがある言葉ですので、どのような事したときに使えばいいかを考えて、場面によって使い分けてみるといいでしょう。

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