「恋をする」と「ほれ込む」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「恋をする」と「ほれ込む」の違いとは?違い

この記事では、「恋をする」「ほれ込む」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「恋をする」とは?

好みの人に恋愛感情を抱くことを「恋をする」【こいをする】といいます。

夢中になって虜になるほど顔が好みであったり、気が合う、思考が似ているといったところから生まれる恋愛感情に包まれた人が心を奪われてしまうのです。

このようなところから、自分が好きな小説家や漫画家、歌手に心奪われた様を表します。

主に、異性に対して深く慕う気持ちを持つ状態のとき使う言葉です。


「ほれ込む」とは?

相手を知るほど深く心が傾いていくことを「ほれ込む」【ほれこむ】といいます。

それほど憧れる人と行動を共にしていると次第に惚れる感情に包まれて、やがて人柄に強く惹かれていくのです。

このようなところから、「彼の発想にほれ込む」と、いかに心奪われたか伝えられます。

また、「建物の構造にほれ込む」というように、建造物や作品の虜になっている気持ちを表すわけです。


「恋をする」と「ほれ込む」の違い

ここでは「恋をする」「ほれ込む」の違いを、分かりやすく解説します。

恋愛感情を持ったとき「恋をする」といい、相手に対して好きな気持ちが募る状態を表す言葉です。

もう一方の「ほれ込む」は異性だけではなく、同性や師匠、職人といった人に対して持つ憧れる気持ちが積み重なっていく気持ちを表せます。

「彼の考え方にほれ込む」といえば恋愛感情というよりも、人として尊敬したり、才能を受け入れて惚れる人の気持ちを伝える言葉です。

「恋をする」の例文

・『生徒の純粋な目に恋をする姉を応援したい』
・『6歳年上の女性に恋をする兄が手紙で告白する』

「ほれ込む」の例文

・『時代に流されない職人の拘りにほれ込む』
・『野生動物の保護に力を入れる団体の活動にほれ込む』

まとめ

意味が似ている言葉ではありますが、恋愛において使うか、違う場面でも使われているかに違いがあります。

使い方を勉強して、使い分けてみてください。

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