食事や料理の美味しさを表す言葉には「ジューシー」や「コクがある」があります。
この記事では、「ジューシー」と「コクがある」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ジューシー」とは?
「ジューシー」は英語で“juicy”と書く言葉であり、食べ物の水分が多くて美味しいことを表します。
「ジューシー」は果物の水分が多くてみずみずしいことやお肉などの肉汁が豊富で美味しいことなど色々なものに対して使うことが可能です。
果物の果汁は甘さや酸っぱさなどが含まれており、肉類の肉汁はうま味が豊富に含まれておりそれぞれ別の美味しさを生み出しています。
「コクがある」とは?
「コクがある」とは食べ物の味が複雑で何層も含まれていることを表す言葉です。
「コクがある」は味に空間的な広がりがあることや持続性があり深みがあるのが特徴です。
この言葉に使われている「コク」はうま味が濃いことや深いことを表す言葉であり、色々な料理を引き立てるものとして使われています。
「コク」は人が本来感じる五基本味に加えて新しく追加された概念であり、この言葉は比喩表現としても使われています。
「ジューシー」と「コクがある」の違い
「ジューシー」は果汁や肉汁が豊富で美味しいことを表す言葉です。
「コクがある」とは食べ物味が複雑で深みがあること、うま味が豊富なことを表す言葉です。
「ジューシー」の例文
・『その果物はとてもジューシーであり、甘みも絶妙なのですごく美味しかったです』
・『肉汁がジューシーなステーキなのに食べやすかったので、ご飯がとても進みました』
「コクがある」の例文
・『コクがあるカレーを作りたいと思っていたので、スパイス専門店にやってきました』
・『この料理はコクがあって美味しいのですが、何を隠し味に入れたのか分かりません』
まとめ
「ジューシー」や「コクがある」は料理の美味しさを表す言葉であり、それぞれ違うニュアンスを持っています。