この記事では、「流されやすい」と「筋が通らない」の違いを分かりやすく説明していきます。
「流されやすい」とは?
自分の意見や信念がしっかりと持てないで、周りの人や状況に左右されてしまうという性格や態度を表します。
例えば、友達の影響で流行の服を買ったり、人気の映画を見たりするのは「流されやすい」と言えます。
また、自分の考えがあるのに、他人の意見にすぐに同調したり、反対されるとすぐに折れたりするのも「流されやすい」と言えます。
このような人は、自分の主張をはっきりと言えなかったり、自分の立場を守れなかったりすることが多いと考えられます。
「筋が通らない」とは?
論理的に整合性がないことや、道理に合わないことを表します。
例えば、自分の言ったこととやったことが矛盾していたり、自分の都合によって言い分が変わったりするのは「筋が通らない」と言えます。
また、根拠のないことを言ったり、事実と違うことを言ったりするのも「筋が通らない」と言えます。
このような人は、論理的に考えられなかったり、正直でなかったりすることが多いと考えられます。
「流されやすい」と「筋が通らない」の違い
「流されやすい」と「筋が通らない」の違いを、分かりやすく解説します。
「流されやすい」と「筋が通らない」は、似ているようで違う言葉です。
どちらも自分の意見や信念を持つことの大切さを示していますが、「流されやすい」は自分の意見や信念がないこと、「筋が通らない」は自分の意見や信念が間違っていることを指しています。
「流されやすい」の例文
・『流されやすい人は自分の意見を持たないのではなく、他人の意見に耳を傾けることが可能であるという長所もある』
・『この政党は流されやすいと批判されているが、実際には柔軟に対応しているだけだと主張している』
「筋が通らない」の例文
・『この小説は、話の筋が通らないので、読んでいても面白くない』
・『彼女は筋が通らない理由で彼と別れたと言っていたが、実は浮気していたのだ』
まとめ
「流されやすい」と「筋が通らない」の違いは、前者は自分の主体性がないことを、後者は自分の論理性がないことを指摘する言葉と言えます。