この記事では、「手ぶら」と「素手」の違いを分かりやすく説明していきます。
「手ぶら」とは?
「手ぶら」とは手に何も持たないことを意味します。
何も持たないことを意味する言葉ですが、なかでも手土産などを持参しないことを「手ぶら」と言います。
例えば、友達の家に遊びに行くとき、何も手土産などを持たずに行くことを「手ぶらで遊びに行く」と表現します。
そのほか、道具や食材などを持たずにバーベキューを楽しむ場合は「手ぶらでバーベキューを楽しむ」。
銭湯などの温浴施設では、タオルなどの必需品を「手ぶらセット」として販売しています。
「素手」とは?
「素手」には手に何も持っていないこと、所持品や土産物は何もないこと、といった意味があります。
加えて「素手」は、素のままの状態。
つまり、手には何も装着していない状態も意味します。
多くの場合、この手には何も装着していないことを意味する言葉として「素手」は用いられています。
例えば、グローブなどを付けずにボールを取ることを「素手でホールを取る」。
自分の手だけで相手を倒すことを「素手で倒す」などと表現します。
「手ぶら」と「素手」の違い
「手ぶら」と「素手」の違いを、分かりやすく解説します。
「手ぶら」と「素手」共に手に何も持っていない、土産などを持参しない、といった意味があります。
「手ぶら」には、この意味のみとなり、主にこの2つの意味として用いられる言葉になります。
一方、「素手」には手には何も装着していない状態といった意味もあり、「素手」の場合、この意味として主に用いられるといった違いがあります。
「手ぶら」の例文
・『いくら手ぶらで良いと言われても、大人なのだから手土産は必要だと思う』
・『最近は手ぶらでキャンプやBBQを楽しむことができる施設が増えてきて助かります』
「素手」の例文
・『父が素手でカブトムシを捕まえるのを見てカッコいいと思いました』
・『素手で熱い鍋の蓋を取ろうとして火傷をしてしまいました』
まとめ
以上のように、「素手」には「手ぶら」にはない意味があるといった違いがあります。