「金具」と「金物」の違いとは?分かりやすく解釈

「金具」と「金物」の違いとは?違い

金属の部品や道具を示す時に使う言葉には「金具(かなぐ)」「金物(かなもの)」があります。

この記事では、「金具」「金物」の違いを分かりやすく説明していきます。

「金具」とは?

「金具」とは他のものに付けたり組み合わせることで機能する道具を示す言葉です。

「金具」の代表的なものとしてはフック、環、引き手、取っ手などがあり、こちらは本体に装着することで様々な機能を追加させることが可能です。

これらの「金具」は道具を吊るすものから、道具をしっかりと固定させるものなで様々なものがあります。

特に日本は地震が多いことから家具に転倒防止用の「金具」を付ける人は多く存在します。


「金物」とは?

「金物」とは金属製の道具を示す言葉であり、日常生活を便利にしてくれるものから工業用品など様々なものが存在します。

「金物」の代表的なものとしては金属製の鍋、フライパン、釜、包丁、さじ、鎖などがあり、耐久性が高いのが特徴です。

「金物」を専用に扱っているお店は「金物屋」と呼ばれ、日用品から特殊な器具や道具も販売しています。

「金物」は100均で売られているものから伝統的な金工品やブランド品も存在します。


「金具」と「金物」の違い

「金具」は他のものと合わせて使う金属のパーツや道具を示す言葉であり、道具を吊るしたり家具の耐震補強などに使われます。

「金物」は金属製の器具や道具を示す言葉であり、調理器具から工業用品など様々なものが販売されています。

「金具」の例文

・『吊り下げ用の金具を付けたので、荷物が整理できました』
・『耐震用として家具に金具を取り付けました』

「金物」の例文

・『その商店街にはいい金物屋があり、毎週通っています』
・『金物しっかりとメンテナンスすることで高い耐久性を得ることが可能です』

まとめ

「金具」はこれのみでは使うことが不可能な金属製のパーツや道具を示す言葉です。

「金物」は金属製の道具を示す言葉であり、様々なものが販売されています。

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