「別々」と「別個」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「別々」と「別個」の違いとは?違い

この記事では、「別々」「別個」の違いを分かりやすく説明していきます。

「別々」とは?

ばらばらであること、それぞれが分かれていることを表す言葉です。

二つ以上のものが切り離された状態、それぞれが独立している状態を指しています。

例えば、「別々に暮らす」「別々に払う」「別々に考える」などのように使われます。

別々にするということは、一つにまとめることや一緒にすることとは対照的です。

別々という言葉は、物理的に離れていることや時間的に離れていること、感情的に離れていることなど、さまざまな場面で用いられます。


「別個」とは?

他とは切り離されたもののこと、別のもののことを表す言葉です。

独立して存在するようなものに対して使われます。

他とは違うという意味合いが非常に強い言葉であると言えます。

例えば、「別個の人格を持つ」「別個の事情がある」「別個に売る」などのように使われます。

別個にするということは、他と区別して扱うことや他と関係なくすることを意味します。

別個という言葉は、性質上、他と一緒にできないというような事件、問題、現象、人格などに用いられることが多い言葉です。


「別々」と「別個」の違い

「別々」「別個」の違いを、分かりやすく解説します。

「別々」「別個」という言葉の違いをまとめると、別々は二つ以上のものが分かれていることを表し、別個は一つのものが他とは違うことを表すということになります。

別々は分離や独立の状態を示し、別個は区別や独自性の程度を示します。

「別々」の例文

・『この本は別々に買うと高いので、セットで購入した方がお得です』
・『今日は別々の仕事を任されたので、協力できませんでした』

「別個」の例文

・『この商品は別個に包装されています』
・『それらは別個の問題として扱われるべきだ』

まとめ

別々と別個の違いとしては、別々は「分かれていること」を表し、別個は「違っていること」を表すと覚えておけば良いでしょう。

別々は数量や位置に関する言葉であり、別個は性質や内容に関する言葉です。

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