「これら」と「このような」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「これら」と「このような」の違いとは?違い

この記事では、「これら」「このような」の違いを分かりやすく説明していきます。

「これら」とは?

話し手の側にあるものや、話題にしているものを指す指示代名詞です。

例えば、「これらの本は私のものです」「これらの問題に対処しなければなりません」というように使います。

また、「これら」「このあたり」「このへん」という意味でも使われます。

例えば、「これらの山は美しいですね」「これらで休憩しましょう」というように使います。


「このような」とは?

「この」「ような」の結合で、話し手の側にあるものや、話題にしているものの性質や状態を表す連体詞です。

例えば、「このような本は読みたくありません」「このような問題に対処するのは難しいです」というように使います。

また、「このような」「この程度」「このくらい」という意味でも使われます。

例えば、「このような山は登れません」「このような休憩では足りません」というように使います。


「これら」と「このような」の違い

「これら」「このような」の違いを、分かりやすく解説します。

「これら」「このような」の違いは、前者が複数のものを指すのに対して、後者がものの様子を指すということです。

また、前者は代名詞であるので、名詞の代わりに使われますが、後者は連体詞であるので、名詞の前に置かれます。

「これら」の例文

・『これらは全て幻だ』
・『これらの出来事は、全て内密にしていただきたい』

「このような」の例文

・『このような表現技法があるとは思わなかった』
・『人生ではじめて、このような景色を見た』

まとめ

「これら」「このような」は、指示詞と呼ばれる言葉で、何かを指し示すときに使います。

しかし、使い方には違いがあります。

「これら」は、目の前にある複数のものを指し示すときに使います。

その一方で、「このような」は、目の前にあるものと同じ種類や性質のものを指し示すときに使います。

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