この記事では、「端末」と「デバイス」の違いを分かりやすく説明していきます。
「端末」とは?
「端末」は、操作をする機械のことでラジコンで言うコントローラーのことです。
よって、エアコンの「操作端末」というのはまさに、コントローラーのことでコントローラーは無線だろうと有線だろうとかまいません。
逆を返せば、「端末」は、命令を出して操作をすることは可能ですが、相手側から命令が返ってくることはありません。
操作する相手から返ってくるのは結果のみです。
だから、エアコンであれば、温度を下げるという命令を出すと、結果として温度を下げたという結果だけが返ってくるわけですね。
「デバイス」とは?
「デバイス」は、操作をする端末のことでありつつ、爆破装置という意味もあったり、コンピューターという意味があります。
なので、命令をして動かす、もしくは、命令を受け取り処理するのも「デバイス」です。
よって、「デバイス」は、パソコンのことであるといえ、パソコンは遠隔操作にて命令をしたり、命令を受け取り処理が可能な「デバイス」です。
「端末」と「デバイス」の違い
両者の違いは、「端末」は、操作をする機械の制御装置のことでコントローラーになり、命令をして命令した物からの結果を受け取る装置になりますが、「デバイス」は、命令だけではなく、命令を受け取ることが可能な装置です。
よって、「端末」は、命令をすることができても命令を受け取ることはなく、「デバイス」が命令を実行することと命令を受け取ることが可能です。
「端末」の例文
・『制御端末により、ロボットに指令を与える』
「デバイス」の例文
・『デバイスを通して命令を受け取り実行するAIを開発する』
まとめ
「端末」については、命令を出して、命令した結果を受け取るものだという認識が分かりやすいでしょう。
エアコンなんかがまさにリモコンが「端末」で結果を受け取ります。
逆に、「デバイス」は、意味が広いので、命令を受け取ることも可能な端末であるパソコンという意味だという認識でよいでしょう。
なお、「端末」と「デバイス」は同じものだろうという意見もありますが、結構「デバイス」の定義がガバガバな上、爆破装置という意味もあるので、パソコンのように命令することと命令を受け取れると考えると、命令と結果しか受け取らない「端末」とは異なると解釈いたしました。