この記事では、「ぶっきらぼう」と「素っ気なさ」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「ぶっきらぼう」とは?
どうでもいいと投げやりな対応することを「ぶっきらぼう」といいます。
礼儀正しさを持って相手と付き合うのではなく、冷たい態度を見せるのです。
心がこもった丁寧な態度を見せるのではなく、どちらかといえば失礼に感じるほど冷たい表情を見せる相手の動きに不満を抱かせます。
このように、相手に見せる冷たい態度を指すときに使われている言葉です。
「素っ気なさ」とは?
相手に寄り添うことなく、さっさとその場を後にすることを「素っ気なさ」【そっけなさ】といいます。
応援してくれた人であっても心から感謝するのではなく、「ありがとう」と一言だけ伝えてさっとその場を後にしてしまうのです。
塩対応とも言えるほど無愛想な態度に周囲に嫌われてしまいます。
それほど愛情を感じず、相槌も適当で愛情がないと思わせる人の態度を指す言葉です。
「ぶっきらぼう」と「素っ気なさ」の違い
ここでは「ぶっきらぼう」と「素っ気無なさ」の違いを、分かりやすく解説します。
とても失礼な態度を見せることを「ぶっきらぼう」といいます。
冷たい態度ともいえる相手の反応に悲しくなる人もいるわけです。
もう一方の「素っ気なさ」は感謝の気持ちがなく、対応が薄い人を指します。
相手に興味もなく、愛情を感じない言動や行動を見せる人を指す言葉です。
この2つの大きな違いは、「ぶっきらぼう」の方が「素っ気なさ」よりも相手に誤解を与える動きを表します。
「ぶっきらぼう」の例文
・『取引先のぶっきらぼうな電話での返答に苛立つ』
・『政治家のぶっきらぼうな態度は国民に嫌悪感を与えた』
「素っ気なさ」の例文
・『贈り物を渡したのに、彼女の素っ気なさに落ち込む』
・『久しぶりにあった幼馴染の素っ気なさに悲しくなる』
まとめ
人から見れば酷いと思える態度を表す言葉ですが、どういった態度を指すか学び、相手の行動や対応により使い分けてみるといいでしょう。