「こまめ」と「頻りに」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「こまめ」と「頻りに」の違いとは?違い

この記事では、「こまめ」「頻りに」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「こまめ」とは?

テストがあるときは、何度も問題を解いて勉強することを「こまめ」といいます。

しきりに教材で答えを出しては何度かに分けて勉強すれば理解しやすく、学べるのです。

いっぺんに頭の中に知識を埋め込むよりも、忘れそうになったその都度に学ぶ方が無理なく学べます。

このように、真面目に頭を使って学んだり、頻繁に確かめる行為を指す言葉です。


「頻りに」とは?

何度も同じ動作を繰り返して見せることを「頻りに」【しきりに】といいます。

何度も頷いて見せたり、手を振るといった人間が見せる動作を指すのです。

使い方は「頻りに食べ物をねだる」といって、お腹を空かせた子供が親に食べたいと伝えます。

元々は形容動詞である「頻りだ」を連用形にした言葉であり、何度も同じ質問したり、繰り返し頼んで実現させるといった場面で使う言葉です。


「こまめ」と「頻りに」の違い

ここでは「こまめ」「頻りに」の違いを、分かりやすく解説します。

何度も自分が確かめたいと思う内容を何度も繰り返すことを「こまめ」といいます。

「こまめに上司とやり取りする」というように、時間をおいて何度も書類に目を通してもらった方が途中で間違いに気がつき訂正できるのです。

もう一方の「頻りに」は、結果が知りたいので何度も尋ねたり、欲しいと望む気持ちを何回にも分けて伝えて実現するように頼むといった人の行動を指します。

「こまめ」の例文

・『孤立した村人とこまめに連絡を取って状況を把握した』
・『電気代がかかる時期は、こまめに暖房を消して節電した』

「頻りに」の例文

・『息子が真面目に働いているか家族が頻りに聞いてくる』
・『子供が頻りにお昼はお寿司が食べたいと伝えてくる』

まとめ

何度も同じ動作してくるときの行動を指す言葉ですが、意味に違いがあります。

どのようなときどう使うかに注目して、その人の動作を表してみるといいでしょう。

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