この記事では、「コーンスープ」と「ポタージュスープ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「コーンスープ」とは?
とうもろこしや野菜、肉から旨みを取り出したコンソメを使っている「コーンスープ」は、とうもろこしをたっぷり入った料理です。
鍋に玉葱をみじん切りにしたものを入れて、バターで透き通るまで炒めた後、コンソメや牛乳を入れて茹でたものを指します。
最後に胡椒や塩を入れて味付けすればとうもろこしの甘みが詰まったスープになるわけです。
牛乳の甘みと野菜の旨みが相まって、食物繊維がたっぷり含まれているスープになります。
クルトンやパセリを入れて食べるのもまた違った香りと旨みが楽しめる料理です。
「ポタージュスープ」とは?
旨みが出る野菜を選び、しっかり裏ごしをして飲みやすくした飲み物を「ポタージュスープ」といいます。
固形を丁寧に潰して濾した野菜をとろみがある滑らかな口当たりにしたもので、食材の濃い旨みが詰まっているスープです。
フランス語では“potage”と書くスープであり、食材の旨みが出たブイヨンにするため鍋で野菜を煮て作ったものを指します。
鍋という意味がある“pot”と、中身を指す“age”を掛け合わせた料理であり、ブイヤベースやヴィシソワーズといった煮たスープが当てはまるのです。
「コーンスープ」と「ポタージュスープ」の違い
「コーンスープ」と「ポタージュスープ」の違いを、分かりやすく解説します。
肉から出た深みがあるダシに、とうもろこしを裏ごしすると甘さがより強く出る料理が「コーンスープ」です。
旬のとうもろこしを使えばより甘みが強く出て、濃厚なスープを楽しめます。
牛乳でまろやかさを出し、胡椒と塩、バターといった簡単な調味料でコクがある味が出たスープです。
もう一方の「ポタージュスープ」はコンソメを中心にポトフにしたり、ビスク、クリームスープ、ブイヤベースといった料理にしたものを指します。
野菜の旨みを濃縮させたブイヨンを使ったスープであり、鍋で野菜や肉を煮て作られた料理です。
とろっとした口当たりが魅力のスープで使う野菜は人参やじゃが芋、かぼちゃといった根野菜であれば甘みが強く出て、美味しく食べられるスープになります。
まとめ
同じ料理を指すものですが、とうもろこしの味を楽しめるか、使う野菜や口当たりに限りはなく、幅広いスープを指すという違いがあります。
自分で作ってみたり、メーカーのサイトで異なる点を比べてみましょう。