この記事では、「接する」と「触れ合う」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「接する」とは?
2つの物が1つに接続することを「接する」【せっする】といいます。
ひと続きになり、離れなくする例としては電車の車両をつなげたり、銅線を長くするため2本をつなげるのです。
また、「海に接する漁村」といえば、すぐ目の前で魚を釣るため家を海側に建てた集落を指します。
このように、目的があって2本をひと続きにしたり、日々の暮らしのためあえて水がある場所に近い所へ建物を建てるわけです。
「触れ合う」とは?
自分の方から進んで物事に関わって楽しむ、知識を得たいと思うときの行為を「触れ合う」【ふれあう】といいます。
例えば、好きな人と一緒に行動して時間を楽しむといった行為を指すのです。
このようなところから、「自然と触れ合う」といって、山の中に入って紅葉を楽しみながら多く人と歩いたり、潮風を感じながら魚釣りして遊び、自分も一体になって楽しみます。
「接する」と「触れ合う」の違い
ここでは「接する」と「触れ合う」の違いを、分かりやすく解説します。
ひと続きに線をつなげることを「接する」といいます。
また、山沿いに「接する場所に家を建てる」という使い方もできます。
他の使い方としては、相手の気持ちを考えて細心の注意を持って交流することが大事という意味でも使われている言葉です。
もう一方の「触れ合う」は自らが率先して興味があるものを楽しむ行為を指します。
「日本文化と触れ合う」といえば、自分が興味ある物の知識を得たり、体を使って遊ぶのです。
「接する」の例文
・『外国人とは意識のずれがあるため、接するときは注意が必要だ』
・『育児放棄する親は感情的になりやすいので、穏やかに接する』
「触れ合う」の例文
・『週末は里山と触れ合うため子供を連れて出かける』
・『鞄の中で文房具が触れ合う音が煩いので入れ直した』
まとめ
2つの物がつながる関係性を指すか、互いにくっつくように合う状態を表すかに違いがあります。
どういった関係性があるかに目を向けて、状況を伝えてみるといいでしょう。