この記事では、「引きこもり」と「ヒッキー」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「引きこもり」とは?
社会との関わりを遮断し、家の中でずっと活動している人を「引きこもり」【ひきこもり】といいます。
就職してお給料を貰うとか、学校に行って勉強するといった一般的な社会活動を辞めて、家の中で1日中生活するのです。
中でも「引きこもり」が酷くなると自分の部屋の中でずっと過ごし、家族と距離おいて顔を合わせない人もいます。
それほど人が苦手と思う気持ちが強いと家の中から出なくなる傾向が見られるのです。
「ヒッキー」とは?
「引きこもり」を若者の間では“hickey”「ヒッキー」と呼んでいます。
就職もせず、学校にも行かない人を指すのです。
社会と6ヶ月以上も距離をおく人を指す呼び方で、家の中で食事したり、生活しています。
病気で働けない人よりも、自ら仕事したくないと思って家の中にこもるのです。
元々は掲示板で使われていた言葉であり、とくに「引きこもり」が集まる掲示板ではよく見かけます。
「引きこもり」と「ヒッキー」の違い
ここでは「引きこもり」と「ヒッキー」の違いを、分かりやすく解説します。
社会と半年以上もかけ離れた生活して、家の中でこもる人を「引きこもり」と呼びます。
仕事はせず、家の中でずっと過ごし、外出は滅多にしません。
内向的な行動が目立ち、家の中でもほとんど会話すらせず、部屋の中で過ごすのです。
もう一方の「ヒッキー」は「引きこもり」を掲示板では冗談を交えながら使う呼び方になります。
アニメやゲームなどオタク的な遊びして過ごしたり、ダラダラ寝てばかりいる人を指すスラング用語です。
「引きこもり」の例文
・『何年も引きこもり状態の兄だが、ゲームのプロになった』
・『娘は学校の厳しい規則が嫌で行かなくなり、引きこもりになった』
「ヒッキー」の例文
・『ヒキコモラーとも呼ぶヒッキーは、1人の時間が好きだ』
・『ヒッキーだった彼とは掲示板で知り合った』
まとめ
同じ意味を持つ言葉を取り上げましたが、公的な場所や真面目な所では「引きこもり」を使い、掲示板や若者の間では「ヒッキー」と呼ぶと覚えるといいでしょう。