「一番下」と「最下部」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「一番下」と「最下部」の違いとは?違い

この記事では、「一番下」「最下部」の違いを分かりやすく説明していきます。

「一番下」とは?

「一番下」とは、「もっとも下に位置する箇所」あるいは「複数のもののうちでもっとも程度が低い」などという意味合いで使われている言葉です。

「数多くあるものの中で一番下にある」もしくは「もっとも低い場所にある」などという意味合いで用いられており、「ボトム」ないし「底辺(ていへん)」などという語句と似たようなニュアンスで使用されています。


「最下部」とは?

「最下部」とは、「あるものの中で一番下の部分」または「もっとも地面に近い位置」などという意味合いで使われている語句です。

「もっとも下の部位」もしくは「一番劣っている部分」などという意味合いで使われており、建物や建築物などの「一番低い場所」などというニュアンスでも用いられている文言です。


「一番下」と「最下部」の違い

「一番下」「最下部」は、いずれも「あるものにおけるもっとも下の位置」などという意味合いで使われている似たような文言です。

しかしながら「兄弟の一番下」などという表現で使われている「一番下」に対して、「最下部」「兄弟の最下部」などという使い方はできない言葉で、どちらかというと「もっとも下の」「部分」「箇所」などというニュアンスが強めの表現として用いられています。

「一番下」の例文

・『フォーマットのすべての空欄に入力し終わったら、一番下の完了ボタンをクリックしてください』
・『棚の一番下にある痛み止めの薬を見せていただけますか』

「最下部」の例文

・『脳の最下部に位置しているのが大切な延髄(えんずい)です』
・『トップ集団の最下部でもまれながらもいち早く抜け出したジョッキー』

まとめ

「一番下」「最下部」は、どちらの語句も「もっとも下の箇所」などという意味合いで使われています。

使用する際にはそれぞれの語句がもっている微妙なニュアンスの違いに注意をしながら場面や状況などに応じてうまく使い分けるようにしましょう。

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