この記事では、「ビビり」と「意気地なし」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「ビビり」とは?
とても怖がりな人を「ビビり」といいます。
暗い脱衣所に行くだけでも怖気づいてしまい、足が一歩も動かなくなるのです。
このような人は、大勢いる場所に行くだけでも酷く緊張してしまい、体が硬直します。
また、すぐに泣いて嫌がるところはまるで弱虫に見えて、とても頼れないと周囲に感じさせるのです。
男性であれば弱虫にも見えますし、女性から嫌われる対象になってしまいます。
「意気地なし」とは?
面倒に感じることはやらない人を「意気地なし」【いくじなし】といいます。
このような人は難しい問題にぶつかるとすぐめげてしまうだけでなく、逃げ出してしまうところが自分の意思がなく、やる気さえ感じられないと思わせるのです。
何事にも負けずにやろうとする「意気地」に、否定する「なし」を掛け合わせた言葉であり、最後までやり遂げる気力を持ち合わせていない人という意味で使われています。
「ビビり」と「意気地なし」の違い
ここでは「ビビり」と「意気地なし」の違いを、分かりやすく解説します。
人気が無い道路に入るのは怖いと思う「ビビり」はとても臆病者です。
自らやろうとする度胸もなく、人がやる前に挑戦するのは難しいと思います。
もう一方の「意気地なし」は自ら進んで問題を解決しようとする気力がない人を指す言葉です。
腰抜けともいえるやる気がない男性の姿は女性からすれば甲斐性なしにも見えるのです。
この2つの違いは、「ビビり」がすぐ動揺する人を指し、「意気地なし」は気合もなく、腰抜けな人を指すとの違いあります。
「ビビり」の例文
・『ビビりの弟に怖い話をすると酷く怯えて泣いてしまう』
・『いきなり肩に手を置いただけで驚くビビりな部下が可愛い』
「意気地なし」の例文
・『意気地なしな男はすぐ弱音を吐くので、女性にもてない』
・『人に見下されても反論しない意気地なしな兄に絶望する』
まとめ
とても似ている言葉ではありますが、相手の態度により使い方が異なります。
どのような人に対して使うかに焦点を当てて、使いこなしてみるといいでしょう。