この記事では、「自らが考え行動する」と「自発的」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「自らが考え行動する」とは?
どのような動きをすれば人のために役に立てるか考えて動くことを「自らが考え行動する」【みずからがかんがえこうどうする】といいます。
いかに効率良く仕事ができるか周囲を見回して考えるだけではなく、目標を立てて達成できるようにやるべき仕事から初めて効率よく行なっていくのです。
チームであれば自分ができるものを受け入れて作業に取り掛かり、問題が起きれば解決できるように考えます。
「自発的」とは?
自分の方から力になれる仕事を見つけて行動する姿勢を「自発的」【じはつてき】といいます。
自分の方から何をすればいいかを考えて、思い立てば行動に移していくのです。
例えば、災害の現場では率先して怪我人を運んだり、倒壊した家屋から住人を助け出す、連絡して救助してもらうなど気がつけば動きます。
このように、行動や活動、動機といったものに対してやるべきことを考えて実行に移すわけです。
「自らが考え行動する」と「自発的」の違い
ここでは「自らが考え行動する」と「自発的」の違いを、分かりやすく解説します。
知識や経験を考えて先に何から始めて、先を見据えたうえで順序よく物事を進められることを「自らが考え行動する」といいます。
問題が起きればどう改善するかに目を向けて、解決策を考えて行動に移していくのです。
もう一方の「自発的」は、自分の方から仕事をこなすため上司や職場の人に対してやれる作業を聞いてまわるその行動を指します。
思い立てば迷わず声をかけて動き、やれる仕事をそつなくこなすよう努力するわけです。
「自らが考え行動する」の例文
・『自らが考え行動するには、明確に何を実現するかを考える』
・『自らが考え行動する人は責任感が強く、仕事を最後まで行なう』
「自発的」の例文
・『救助活動に参加して、自発的に怪我人を避難場所へ運ぶ』
・『中学生は自発的に風呂を沸かして入る準備する』
まとめ
率先して行動に移し、何を成し遂げるかを考えて目標を達成するかに焦点を当てた言葉を2つご紹介しました。
後は人の動きを見たり、自分で実際に行動しては経験を積んでみましょう。