「考えられる」と「しばしば見られる」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「考えられる」と「しばしば見られる」の違いとは?違い

この記事では、「考えられる」「しばしば見られる」の違いを分かりやすく説明していきます。

「考えられる」とは?

「考えられる」とはそうであると予想や推測、判断できるということです。

知識や経験など手持ちの情報や今わかっていることを加味して、どういうことなのかを判断することを指します。

知識などとすり合わせた結果そういった予想を立てることなので、実際にそれが現実に起こっているか、起こっているとして予想通りになっているかどうかは問いません。

考えとして予測は立てても、それが実際には見られないこともあります。


「しばしば見られる」とは?

「しばしば見られる」とはそういった出来事や現象が実際に起きているということです。

頻繁に起きているというわけではないものの、ある程度定期的に起こっていて、それほど珍しいことではないという場合に使われます。

常に起きているというわけではないものの実際に起きているので、予想や推測ではなく、れっきとした事実です。

そのためその物事についてはある程度確証を持って話せます。


「考えられる」と「しばしば見られる」の違い

「考えられる」「しばしば見られる」の違いを、分かりやすく解説します。

予測や判断ができるということが「考えられる」で、そういったことがそれなりの頻度で実際に起きているということが「しばしば見られる」です。

事象について言う場合「考えられる」は予測や判断でありそれが起きないこともありますが、「しばしば見られる」の場合はすでに起きています。

また「考えられる」は過去のことにもこれからのこと荷物買えますが、「しばしば見られる」は過去の出来事しか指せません。

「考えられる」の例文

・『遠くないうちに倒壊すると考えられる』
・『近頃の異常気象が原因と考えられる』

「しばしば見られる」の例文

・『最近では長袖で出歩いている人もしばしば見られる』
・『点検しているとひび割れもしばしば見られる』

まとめ

「考えられる」は予想や判断であり事実かどうかは確実ではないものの、「しばしば見られる」は事実として確認できているという確度の違いは両者の大きな違いと言えます。

ただし以前に起きたことだけを指す「しばしば見られる」とは違い、予測や推測を含むため未来についても「考えられる」は使えるというのもまた大きな特徴と言えるでしょう。

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